生命保険の見直し/保険相談の「来店型」と「訪問型」の違い

保険見直しの相談先、来店型と訪問型の違い(2ページ目)

ふた昔くらい前までは、保険といえば、セールスレディと呼ばれる営業職員に勧誘されて契約するものでした。でも、販売窓口の多様化で、今はいろいろな経路で契約ができます。その方法は大きく分けて、「対面販売」と「通信販売orネット販売」。今回は対面販売にスポットを当て、どんな売り方をしているかを見てみましょう。

執筆者:小川 千尋

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「訪問型」は担当者が来てくれて保険契約をする

来店型も訪問型も、担当者の人物がポイント。

来店型も訪問型も、担当者がどんな人物かがポイント

「訪問型」は、保険を販売する人が、自宅や職場などの指定の場所・日時に来てくれ、保険の提案を受けて契約する販売方法です。

訪問型にも2種類あり、1つは営業職員、もう1つは代理店です。前者はセールスレディやプランナーなどと呼ばれ、1社専属で保険販売をします。最近、増えているのは後者の代理店です。

代理店の営業スタイルは、個人で活動している、数人でグループを作って連携しながら活動している、など様々です。販売している保険は複数社のケースが多いですが、1社専属の場合もあります。代理店のほとんどはFPの資格を持っていて、個人やグループのホームページやブログで情報発信して集客、セミナーやイベントで集客、企業と提携して、など様々な方法で保険の営業をしています。

代理店資格を持っていないFPも、似たようなことをして個人相談を受けていますが、保険は販売できないので、してくれるのはプランの提案まで。相談者が代理店を知らなければ、知り合いの代理店を紹介してくれます。

来店型、訪問型のどちらがいいかは何ともいえませんが、大事なのは、保険ショップや代理店が自らの利益を優先しすぎないで、あなたに合った保険プランをすすめてくれるかどうか。かなり長い間、お付き合いすることになる人です。あなたの話をよく聞いてくれ、意向に沿ったプランを考えてくれるか、強引に進めすぎないかをよく見極めましょう。少なくとも、1回の面談で契約までしてしまわず、2回・3回と会って、信頼できる人物か、納得できる保険プランかをよく吟味してください。
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