日本語を教えるボランティアと語学交換
外国人の方々と日本で出会う機会は、近年増えているように思います。私の暮らしている地域は、昔は学校に派遣されて来る英語が母語の先生が多く見受けられていましたが、今は、近くだと中国、韓国、そして南アジアのさまざまな国の方々が住むようになりました。そこで、私が実践し、かつおすすめの交流の方法は下記の二つです。
- 自分の暮らす地域にいる外国人向けに、日本語を教えるボランティアをする
- 個人同士から数人で行う語学交換の場を持つ
特に2点目は、英語圏ではLanguage Exchange:ランゲージエクスチェンジと言われ、mixiのようなソーシャルネットワークサイトを利用して、相手を募るやり方が主流です。
英国では例えばGumtreeと呼ばれるオンラインの、掲示板のようなものがあって、「コミュニティ」や「仕事」のセクションで『イタリア語と日本語の語学交換希望』と広告を出している人がいます。もちろん、英語も多くあれば、『ドイツ語と日本語の語学交換。英語も可』と書かれている場合も。
日本語を教えるのは、ボランティアとは言え私は責任があると思うので、自分も勉強をする時間の余裕や覚悟がなければあまりおすすめできません。お金をもらって日本語を教える手もありますが、それよりは相手の文化も知ることができ、また(基本的に)無料で教え合うことのできる語学交換は非常におすすめです。
日本に暮らす外国人の方にとって、自分の国に興味を持ってくれている日本人と話すことは心強いことだと思いますし、何より地域の貢献にもなると思います。
市や地域の掲示板があればそれもよいですが、ソーシャルネットワークで気軽に行動に移せるのもいい点だと思います。ただし、当然のことですが、会う前に電話やメールで数回やりとりした上で、初めのミーティングは人の多い喫茶店などですることは大切です。
みなさんも、日本にいながら気軽に「外国人」の方とのコミュニケーションを楽しんでください。