Bluetoothマウスとは?

Bluetoothマウスとは、無線通信規格「Bluetooth」に対応するマウスのこと。Bluetoothレシーバー(Bluetoothの電波を受信する機器)を接続もしくは内蔵したPCとワイヤレスで接続し、マウスとして利用できる。


少ないUSB端子を使わなくてすむ

メリットは、Bluetooth内蔵PCであればUSB端子を1つもふさがずにマウスを利用できるという点だ。最近の無線マウスはレシーバーの出っ張りが少ないモデルが増えているが、それでも全く出っ張らないほうが魅力的だろう。

Bluetooth非内蔵PCでも、レシーバー1つで複数の機器と接続できるようになる。マウスだけでなく、キーボードやヘッドホンなど、Bluetooth対応機器ならOKだ。数メートル以上離れても快適に作業できるのもメリットだろう。ただしこれは2.4GHz帯の無線マウスと同等と思っていい。


ペアリングの設定が必要、「ハードウェア」として認識されていない

デメリットは、レシーバーとマウスを接続できるようにする「ペアリング」が必要という点だ。レシーバーとセットで販売されているモデルの場合はペアリング済みだが、レシーバーが付属しないモデルの場合、購入後にまずレシーバーとペアリングしなければならない。

ペアリングの手順は、まずマウスをペアリングモードにして、PCからマウスを検索する。ペアリングに必要なパスコード(通常は「0000」)が求められるので、入力することで使えるようになる。最初だけペアリングが必要なので少しだけ面倒だが、その後は普通に使える。一度覚えれば、新しいモデルを購入した場合やほかのPCとペアリングする場合でも迷うことはないはずだ。

もう一つのデメリットは、ハードウエアレベルでマウスと認識されるわけではないということだ。OSが起動し、Bluetoothドライバが組み込まれて、初めてマウスとして認識される。

USBケーブル接続マウスや2.4GHz/27MHz帯の無線マウスの場合は、PC起動時のBIOS画面(マウス対応BIOSの場合)やWindowsのセーフモード時でもマウスとして使えるが、Bluetoothマウスの場合はそうならない。ノートPCの場合はタッチパッドがあるので困ることはないだろうが、デスクトップPCの場合はトラブル時に困ることがたまにある。

メリットに比べてデメリットが多いように思えるかもしれないが、筆者はそんなことはないと感じている。特に魅力的なのは「レシーバーが1つで済む(内蔵ならUSB端子を1つも使わない)」という点だろう。ノートPCの場合はUSB端子が少ないため、このメリットは大きいのではないだろうか。