第2位 ハニーズ(東証1部・2792)
予想配当+予想優待売却利回り:9.75%【2013年8月23日株価】 1077円
【配当獲得最低投資額】 10株=1万770円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 35円
【株主優待権利確定月】 5月末
【優待内容】
詳細はYahoo!ファイナンスの株主優待情報をご覧ください
第2位は、レディスカジュアル、服飾雑貨の製造・小売りを行っているハニーズです。取り扱うブランドはGLACIER、CINEMA CLUB、C・O・L・Z・A、Comfort basic。日本以外では中国での店舗展開に注力しています。
今回は10株を購入し、1000円相当の自社商品引換券を獲得し、オークションで700円で売却したケースを想定しています。配当獲得最低投資額が小さく手がけやすい反面、表記の優待配当利回りを生かすには、絶対金額が小さいというネックもありますが、株式投資初心者で、同社製品を利用している人にとっては面白いと思います。
売上は中国事業の拡大に支えられ緩やかな拡大基調なのですが、中国経済のスローダウンによって思ったように利益が伸びていないようです。このため、株価は軟調な推移となっています。中期的な下落トレンドを示唆する、200日移動平均線を50日移動平均線が下に突き抜けるデッドクロスも発生しており、できれば株価が下がるのを待って購入できればベターと思います。
第1位 ベクター(東証JQS・2656)
今回の第1位の企業は利回り10%超!もちろんリスクはありますが、株価上昇も狙えます
【2013年8月23日株価】 443円
【配当獲得最低投資額】 100株=4万4300円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 0円
【株主優待権利確定月】 3月末
【優待内容】
詳細はYahoo!ファイナンスの株主優待情報をご覧ください
今回の第1位は……ベクターとなりました!同社はソフトバンクグループで、ソフトのダウンロード販売最大手企業。オンラインゲームにも進出しています。今回は100株を購入し、PC向けオンラインゲーム利用チケット1万円分を獲得し、オークションで4600円で売却したケースを想定しています。
同社の利回りは前述の通り10%を超えます。同社の投資を考える場合のポイントは、今後の業績をどのように考えるかです。ここまでの業績はサーバーへの不正アクセスやカード不正の影響もあり、2012年3月期、2013年3月期の最終損益は赤字。2014年3月期も第1四半期は赤字が継続しており、第2四半期も赤字見通しです。このため株価は底を這うような動きとなっています。
しかしながら、2013年第3四半期以降、PCオンラインゲームのテコ入れなどで黒字化する可能性もあり、黒字転換できれば株価の上昇も期待できます。また、ソフトバンクが40%株式を保有する第1位株主ということも安心感があります。
参考:日本株通信
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