生命保険の見直し/ライフスタイル別 生命保険見直し事例

子どもが大学を卒業したら、保険の見直しは必要?(2ページ目)

末子が大学を卒業したのに、保険をそのままにしていませんか?もし、そうならもったいないですよ。死亡保障が多すぎて余分な保険料を払っているかもしれないからです。子どもが大学を卒業したらすぐに保険を見直して、老後を視野に入れた保険プランに修正しましょう。

執筆者:小川 千尋

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定期保険はすぐに解約

定期保険に加入している場合は、すぐに解約を。更新型の定期保険は、こちらからアクションを起こさないと80歳や90歳まで自動更新されてしまいます。

収入保障保険は満了までの期間が長ければ解約

収入保障保険に加入している場合は、保障期間が満了すると保障がなくなるのでそのままでかまいません。ただし、満了までかなりの期間が残っていたら解約を。

医療保険の保障内容が古ければ新しいタイプに加入し直す

夫婦でゆったりした老後を送るため、保険の見直しをしておきましょう

夫婦でゆったりした老後を送るため、保険の見直しをしておきましょう

定期保険、収入保障保険に加入している人は、医療保障は医療保険で確保しているはずなので、見直すのはこれら死亡保障の保険だけでいいですが、医療保険の内容は点検しておいてください。

もし、5日以上の入院で保障、手術の保障範囲が狭い、先進医療の保障がないなど、保障が旧式の場合は、新しい保障内容の医療保険に入り直したほうがいいかもしれません。

妻の保険の見直しも、基本的には夫と同じです。保険料負担を軽くするため、死亡保障はそんなに必要ない、死亡保障と医療保障のバラスンがいいなどの理由で共済に加入している妻も多いことでしょう。共済は60歳を過ぎると段階的に保障額が下がっていく商品が多いので、夫の保険を見直すときに一緒に見直しましょう。死亡保障はなくてもいいので、終身保障タイプの医療保険に加入を。女性は長生きの可能性が高いため、医療保険は終身保障タイプを選んだほうが安心です。

なお、最近の子どもたちの中には、大学を卒業しても就職できなかったり、派遣やアルバイトなどの不安定な状況に置かれて経済的な自立ができなかったりする子どももいます。このような子どものために死亡保障を残そうと考える親もいるようですが、もう大人なのですから、そこまですることはありません。
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