7年交際、6年半同棲の彼と別れたときの体験です
お互いの将来に対するビジョンの違い(子供を産むか産まないかということが中心)、で別れました。とても好きだった相手だし、7年も一緒にいたため、ほぼ夫婦同然のような生活でもあったので、なかなか踏み出すのには時間がかかりました。彼の持ち家で同棲していたため(家賃負担の支払いは私もしていました)、私が次に住むところを探す関係もあり、私の仕事の忙しい時期が一段落したところから、彼のお誕生日が過ぎるのを待って切り出しました。
面と向かったら、感情的になり理路整然と全ての理由を言えるかどうか分からなかったので、手書きの手紙を書きました。その手紙には、今までのお礼と、私からの条件(主に子供を産むこと)を書き、返答に一ヶ月待つ旨を書きました。二人で週末にデートをして、家に帰ってきてから、彼にその手紙を手渡して、目の前で読んでもらいました。その時はかなり涙の状況でした。
その後一ヶ月の二人の生活は見た目には普段と変わらないようにに過ごしましたが、一が月後に明確な返答が返ってこなかったので、催促したところ子供はやはりほしくないということだったので、お別れすることになりました。
返答待ちの一ヶ月の間に、私の引越し先を目処もつけておいたので、すぐに契約をして、引越しの準備にとりかかりました。自分の荷物は自分でまとめ、共有していたものはすべてリストアップして、フェアになるように気をつかいながら、お互いほしいものを明確にしました。共同で買った大物家具などで家においていくことにしたものについては、時価の半分の金額を払ってもらいました。この件について何も揉める事がなかったのは、フェアにしたことと、相手がとても気に入っていたようなものは相手に譲るようにしたことだったと思います。
実は引越した後、後悔したらしく戻ってきてほしい、考えを変えると何度か言われ、正式なプロポーズもしてきましたが、戻ることはありませんでした。私としてはかなり真剣に迷った後の決断でしたし、どうして子供を欲しくないのかかなり言われた後のこの心境の変化は一時的なもので、そのような気持ちで一緒にこの人と子供を育てていこうとは思えなくなっていました。離れてみると、いろいろ客観的にみえることが出てきて、子供のこと以外でも別れるべき人だったことが明確になりました。