知っておきたい、緊急地震速報の基礎知識

緊急地震速報とは、地震発生直後に震源近くでとらえた観測データを即時に解析し、各地への到達時刻や震度を予測して発せられる警報のこと。最大震度が5弱以上と予測された場合に気象庁が発信し、テレビやラジオ、防災無線、スマホや携帯電話などを通じて、伝えられるしくみになっています。
去る8月8日、緊急地震速報を受けたスマホや携帯電話から、一斉に発せられた「ウィウィウィ」というアラーム音には、本当にびっくりさせられました。

去る8月8日、緊急地震速報を受けたスマホや携帯電話から、一斉に発せられた「ウィウィウィ」というアラーム音には、本当にびっくりさせられました。


スマホや携帯電話の場合は、まず気象庁が携帯電話各社に通知。携帯電話会社では、特定の地域にいる人だけに一斉にメッセージを送信できる特別なしくみを使って、これをユーザーに通知しています。このしくみのことを、ドコモでは「エリアメール」いうサービス名で呼んでいます。ドコモ、au、ソフトバンクの3社のほか、今年3月からはイー・モバイルでも、一斉通知が行われるようになりました。なお、ソフトバンクの回線を利用できるウィルコムのスマホも、ソフトバンクの他のスマホと同様、緊急地震速報に対応しています。

メッセージを受けた対応端末は、ポップアップやアラーム音で、ユーザーに危険を通知するしくみ。多くの端末では初期設定で、マナーモードにしていてもアラーム音が鳴るようになっています。緊急地震速報の場合は、震度4以上が予想されるエリアにあるスマホ、携帯電話に向けて一斉送信が行われますが、このほかに1メートル以上の高さの津波が予想されたときや、災害避難勧告などが発令された場合も通知されます。ただし「ウィウィウィ」という独特のアラーム音は、緊急地震速報専用のもの。この音を聞いたらすぐに揺れが来ますので、火を消す、身構える、机の下に入るなど、できることをしましょう。

ちなみにこの「ウィウィウィ」という音は、携帯電話の緊急地震速報用に作られたもので、テレビやラジオで流れるチャイム音とは、まったく違っています。携帯電話の小さなスピーカーでも聞き取りやすく、緊急事態であることをわかりやすく伝え、かつバッテリーを消費しない音に工夫されているとか。ただしアラーム音だけではわかりにくいという声もあり、今後発売される新しい端末では、従来の「ウィウィウィ」に加えて、「地震です」という声でのアナウンスも追加される予定になっています。

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