オンラインショップはたくさんあるけれど、 その生活は謎に包まれている・・・?? 今回そんなお宅をご訪問する機会がありました。 そのお店は「pieni kauppa(ピエニ・カウッパ)」。 北欧をメインにヨーロッパの普段の生活で使われている日用雑貨や ステーショナリー、絵本などを扱うお店です。 てくてくとやってきたおうちでベルを鳴らすと、 キンコン♪、と少し間の抜けた、なんだか手作りのおもちゃのような音。 この音で一層期待は高まりました。
入り口には古い掃除機。これは日本製。使えないらしいですが。
炊飯器の前にハンドクリーム。キシリトールだって。きりっとした色合い。
キッチンにもさりげなくかわいいものが・・・どきどき。
玄関を入るとのんびりとした空気。花柄の床がなんともいい感じ。 畳のお部屋がある、古い普通のおうちです。でもきょろきょろと 目を凝らして見渡すと、ぽつんぽつんとかわいいものがあちこちに散らばっている。 「どうぞ」とニコニコ出迎えるお二人に案内されて奥のお部屋へ。
ダンボールの中に興味津々
エスキモーの絵はミントの飴。
スーパーの紙袋や郵便グッズいろいろ。
布もたくさんありました。
むむ、やっぱりショップ。ダンボール箱がいくつか。 その中にはネットで販売する商品がぎっしり。 うわー、いきなり漁る私。珍しいものもいろいろ。これは何?攻撃をしてしまいました。紙袋はスーパーの袋だってキュートな柄。エビ袋、卵袋など専用の袋まであります。(もちろんグラフィカルなデザイン)。小包や封筒、エアメールシールなど、郵便 グッズも豊富で、子供用の郵便セットなんていうのもありました。 送れないそうですが、ちゃんと郵便局で売ってるんですって!
そして販売はしないけれどかわいいから捨てられない、と言う ジュースの紙パックや空き瓶まで、大切にしまってありました。
上左:かわいい絵本は表紙を向いて飾ってる。
上右:本棚の上におとぼけ人形。
下左:色のきれいなハンドメイドの雑誌。
我に返ってふと周りを見渡すと、壁際には大きな本棚。 旅行ガイドブック、というより、北欧の暮らしやアート、料理の本、 デザインのキュートな絵本などがぎっちりと積み上げられていました。 「散歩の達人」もたくさん並んでいましたが。 そして見せてくれた秘蔵品が、ハンドメイドの雑誌。 ご本人いわく北欧版「暮らしの手帖」。丁寧な感じに クッキーが並んでいたり、子供が丸くなって座っていたり、少し色あせた雰囲気 のある表紙写真。中身は時を経たセピアカラーのザラ紙、レトロな広告のグラフィックにも心を惹きつけられました。
北欧のトランク、丈夫そう。
スウェーデンの電話。シンプルなのにどこか温かい。
窓辺にぶら下がるロシアのお土産、チェブラーシカ。
ダンボールの中には保存できる食料品もいろいろ。まだ食べていない缶詰や お菓子など、どれもパッケージがきれい。何気なくスープの素を眺めていたら、 「食べてみる?」。にわか試食会になりました。
食べたのはアプリコット味とりんご味、そしてミックスフルーツ。
スープなのにフルーツ味。甘い、そしてあったかい。 そしてそして、おいしい! 初めての味覚。果物のスープ。あったかいデザート。 勧めてくれたピエニカウッパさんたちも実は初めて食べたのだそう。 みんなで冒険!でも完食してしまいました。 もしも北欧へ行ったらお土産にいいかも。
ちゃんとパソコンがあって、お仕事しています。
これは辞書。こんなにカラフルで楽しい。
パンフレットや包み紙などもファイリング。
仕事用パソコンは2台。メール用とHP作り用です。 ここは恥ずかしい、と隠していたのですが・・・ そして辞書は手のひらに乗るくらいのサイズ。スープのパッケージに 悪戦苦闘していたら、調べてくれました。こんなかわいいのだったらちゃんと勉強しそう。 (やっぱりしないかな?)現地でもらった旅行ガイドや 買ったものを入れてくれる袋、電車の路線図などなど、なんでも持って帰って 来てしまうそう。洗練されつつどこか抜けた、ほっとするデザインは北欧ならでは。 パンフレットは次回の仕入れ旅行にもいろいろ役立ちそうです。
お二人の雑貨好き、北欧好きな空気をひしひしと感じて、 後ろ髪を引かれつつも帰る時間になりました。 お土産にさっき食べたスープの素をもらっちゃった。 このパッケージデザイン。スウェーデン色なんですよ。 ちょっと食べるのもったいない感じです。
pieni kauppa(ピエニ・カウッパ)
http://www.pienikauppa.com
その他ヨーロピアン雑貨を探すならこちら!
http://allabout.co.jp/living/zakka/subject/msub_eorope.htm