喧嘩タイムという「スパイス」も時には必要
本音をぶつけ合う喧嘩もときには大事
まず、基本は「帰りたくなる家」をつくることだと思います。主人はセールスなので、外ではお客さんや上司への対応で心が疲れて帰ってきます。そんな時でも、家に帰ってくると「あ~家が一番落ち着く」と言って張り詰めていた心がぷしゅ~っと元に戻っているようです
私は結婚する前、社会に出てサービス業につき早朝から深夜まで働いていましたが、家に帰ると美味しい御飯が用意され、温かいお風呂が沸かしてあり、お日様に干したふかふかのベットが用意されていて、それだけで心が落ち着き、また次の日もがんばれましたし、どんなに夜遅くなっても家に帰りたいという気持ちになりました。
そんな家を、文句ひとつもなく用意してくれていた母からは思いやりの気持ちと「無理せずがんばって!」というエールの気持ちが感じ取れました。そんな経験から、結婚して今度は私が主人にとって「帰りたくなる家」を作れるように心がけています。
自分がしてもらったら嬉しいな、こうやったら喜んでくれるかな?と試行錯誤することもありますが、その根底には「思いやる気持ち」があると思います。どんなに整った環境でも、どんなに豪華な食事でも、気持ちのこもった物に勝るものはないのではないでしょうか
家の事は全部任されている主婦だって、小言のひとつやふたつ言いたくなるのはわかりますが、帰ってくるなりそれでは旦那様も嫌気がさしてしまいます。
しかし、反対に、自身の不満・悩み・弱みを相手に打ち明けることは、お互いの考えを知ることができ親密な関係を築くのに大切なため、そんな時はケンカタイムという「スパイス」も必要だと思います。それがしょっちゅうあっては困りますが、ほんの一振りでぴりっとしまるスパイスの様にほんのひと時が効果があり、平坦な日々に変化がつくと思います。
以上のことが絶対よい、ということは無いと思いますが、お互い思いやりの気持ちを持ちながら生活できることを理想に、楽しく生活していれば、浮気心も生まれないと思っています。