持ち歩くスタイルに適した“サイズと重量”
次のポイントは“サイズと重量”です。モバイルバッテリーもスマートフォン同様、持ち歩いて利用する必要があることから、サイズや重量を考慮しなくてはなりません。適切なバッテリー容量を持つモデルの中から、持ち運びに適したサイズや重量のものを選びましょう。スマートフォン人気でモバイルバッテリーの市場が活性化していることから、最近ではさまざまな形状のバッテリーが登場しており、コンパクトさをうたうものも多く存在します。携帯性を重視するならコンパクトなものを選ぶのがよいのですが、その際重要すべきは“どこに収納して持ち歩くか”です。
一口にコンパクトなバッテリーといっても、その形状は“小さいけれど厚みがある”“幅はあるけれど薄い”というように、まちまちなもの。それゆえ、例えばポケットに入れておくから厚み少ない方がよいという場合は、多少大きくても、薄さを重視したモデルを購入するのがよい、ということになります。
コンパクトで薄いモバイルバッテリーの1つとして、ここでは日立マクセルの「mobile VOLTAGE MPC-R1700」を上げておきましょう。これは1700mAhと、最近のスマートフォンをフル充電するにはやや不足する容量ですが、“自宅に帰るまであと一歩バッテリーが足りない”“今日は帰りが遅いのでバッテリーが心配”などの用途であれば十分役立ちます。容量が少ない分、サイズと重量は43(w)×94(h)×10(d)mm・55gとコンパクトで、薄くポケットにも入れておける便利さを備えるほか、カラーも5色用意されており好みの色を選べるのも特徴です。
次は、バッテリー選びの3つ目のポイントを説明します。