ユーザーの心をグッとつかむ広告文作成術～後篇～

クリック率をアップさせる広告文作成テクニック10選

検索連動型広告の目的は、「ホームページへの流入を増やすこと」や「ホームページで成果を出すこと」です。そのためには、まず検索連動型広告をクリックしてもらう事が重要になります。今回は、「ユーザーの心をグッとつかむ広告文作成術～後篇～」として、クリック率をアップさせる広告文作成テクニック10選をご紹介します。

広告文の重要性や基本となる文字数、考え方については「ユーザーの心をグッとつかむ広告文作成術～前篇～」でご紹介していますのでご参考ください。
 

1.広告文にキーワードを盛り込む

何かの情報を検索エンジンで探す時、自らが打ち込んだ検索キーワードを無意識に探す傾向があります。そのため、検索キーワードを広告タイトルや説明文に入れ込むことで目を引きやすくすることができます。また、広告文に盛り込まれたキーワードは太字で強調されるため視覚的に目立たせることができます。

 

2.特徴ではなくベネフィット（利益）を入れる

人は何かを購入するとき、商品の特徴よりも「その商品を購入することで自分にどんなベネフィット（利益）があるか？」を考えます。例えば、「オーダーメイドのエプロン」販売の場合を考えてみましょう。

この場合の特徴は、「オーダーメイドで作るエプロン」となりますが、このまま広告文に入れても自分にとってどんなメリットがあるのかが分かりません。そこでベネフィットとなる「自分好みの素材、形を自由に選べて貴方だけのエプロンがつくれる」という内容を盛り込むことで、購入後のベネフィットがイメージでき、「自分にぴったり」感が増します。
 

3.エリアが決まっている時は「地域名」を入れる

提供するサービスが全国ではなく、エリアを絞って展開している場合には広告文に「地域名」を入れる事で目を引くことが可能になります。特に、店舗を構えているような「美容院」「飲食店」「雑貨店」「クリーニング店」など地域に根差したサービスを行っている業種では、ユーザーは家の近くでサービスを受けられる場所を探している事が多く、広告文に「板橋区の24時間クリーニング」など地域名を入れることで、訴求力が強くなります。
 

4.具体的な数字を入れる

検索連動型広告に関わらず、広告業界では数字を入れることにより反応率が上がる事は有名です。例えば、「成果が出る方法」よりも「成果が出る5つの方法」というタイトルがあった場合、後者の方が「何個やれば成果が出るのか？自分でもできそうか？」というイメージが具体的にできるためクリック率が上がります。

企画書などでもそうですが、曖昧な表現よりも具体的な数字や根拠を記載することによって説得力は増します。広告文にはできるだけ説得力のある具体的な数字を入れ込むことにより、訴求力を上げる事ができます。
 

5.ユーザーのメリットにつながるオファー（特典）を入れる

ユーザーがホームページ内で何かアクションをすることにより、オファー（特典）をプレゼントできる場合には広告文に入れこむことで訴求力を高めることができます。例えば、「無料で冊子プレゼント」や「○○キャンペーン」などになります。ただ、注意として、このような訴求を行うことによりクリックするユーザーは、特典を期待しているユーザーであり、実際に購入を検討しているとは限りません。そのため、クリック率を高める事に成功しても、反響や売上につながらないということがあります。

＞＞次のページでは、テクニック6～10をご紹介します。