思い描いたような家庭を作るために大切なこと
夫と付き合ってすぐに夫の大好きな祖母の家に会いに連れて行かれました。(関東から北海道のお婆さんの家まで!) そこでのお婆さんに対する態度や私の方の当時車椅子だった祖母に会った時の行動と態度が決定的でした。いつも家族の話がでてくるので、家族を大事にしているのだなと思っていました。
初めて夫の実家に行った所、小学生の時のプラスチックの裁縫箱をずっと大切に使っているようなお母さん、家族写真が一面に飾られた家の雰囲気、気さくなご両親の姿があまりに心地よく、「あ! こんな家庭を作りたい」と思いました。
話をしていると、理想の家庭像が一緒でした。
そして今、結婚して一番感謝していることは、自分の家族と全く同じように、私の家族を大切にしてくれる事です。亡くなった父に対しても入院している病院へ仕事中に暇をみつけては一人で顔を出して最後まで実の息子のように接してくれました。
もちろん私も義理の両親が大好きです。
そこが間違わなかったのは、結婚前に家族を大事にする姿が見えたからではないかと思っています。
長い結婚生活ですが、互いが求める家庭像が同じであれば、色々なことを乗り越えて、思い描いたような家庭を作るために2人が同じ方向を向いて歩んでいけるような気がしています。