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大阪の胃袋の役割を担ぎ続ける「黒門市場」

家庭には必ず台所があるように、町にも台所があります。商人の街、大阪には「黒門市場」があり、大阪の胃袋の役割を担ぎ続けています。敷地内には、鮮魚店をはじめ生鮮野菜、青果店などの生鮮食品店がぎっしりと軒を連ね、店舗の数は180にも及びます。また、お好み焼き、寿司、うどん、ふぐなどの飲食店も点在しています。

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敷地内には180店舗がぎっしりと軒を連ねる

 

 

家庭には必ず台所があるように、町にも台所があります。東京のアメヤ横丁、京都の錦市場が双璧となるでしょうが、商人の街、大阪には黒門市場があります。地下鉄千日前線の日本橋駅を出ると、その正面が市場の玄関です。

創業は約200年前の江戸時代に遡ります。文政年間に、この地に鮮魚商人が店を出すようになったことに始まります。市場として完成したのは、1902年(明治35)年2月のことです。

市場のすぐ近くに圓明寺の黒い山門があったことから、黒門市場と呼ばれるようになりました。明治時代に発生した難波の大火災や、第二次世界大戦で焼失しましたが、戦後まもなく復興されて、現在に至っています。

以来、食い道楽、食いだおれで知られる町、大阪の胃袋の役割を担い続けています。敷地内には、鮮魚店をはじめ生鮮野菜、青果店などの生鮮食品店がぎっしりと軒を連ね、店舗の数は180にも及びます。また、お好み焼き、寿司、うどん、ふぐなどの飲食店も点在しています。
 

 

 

 

店先に試食品を置く店も数多く見られますから、食事時に行って試食品を試しながら歩くと、一食分の食費を節約することができそうです。種類は豊富ですから、飽きることはありません。また、生粋の大阪商人に商談を挑んで、買物の腕や話術を磨けば、世界に通用するプロの買物師になることができるに違いありません。

■黒門市場
住所:大阪府大阪市中央区日本橋2-4-1
電話番号:06-6631-0007
営業時間:店舗ごとに設定
定休日:店舗ごとに設定
アクセス:地下鉄千日前線「日本橋駅」下車10番出口すぐ
HP:www.kuromon.com/

※データは記事公開時点のものです。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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