ペンを持ち歩くということ

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ハイタイド「hum Pen Tag-Wide ダークブラウン」3675円(税込)

外出時、特に必要が無くても、つい筆記具をカバンに放り込んでしまいます。それは、筆記具がないと何となく不安、ということですが、実際、不意に必要になることが多いのも確かなのです。ただ、カバンに放り込んでいると、取り出すのが結構手間なのです。もちろん、ペンループが付いたカバンも多いのですが、このペンループがくせ者というか何というか、カバンに手を突っ込むだけだと、出し入れがしにくいのです。特に、出した後、もう一度仕舞う時が大変です。たいていの場合、面倒くさくて結局カバンに放り込んでしまいます(ガイド納富だけでしょうか、そうかも知れません)。

いつからか、筆記具を胸ポケットに挿すことをしなくなったというのもあります。特に夏場はシャツも薄いので筆記具を入れにくいのです。それで、財布の中とか、名刺入れの中に超小型筆記具を忍ばせたりするのですが、それらは非常用としてはとても優秀ですが、普通に書くのには、あまり向いていません。なるべく、愛用の筆記具を持ち歩きたいのです。
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カラーバリエーションは、左からダークブラウン、ブラック、ライトブラウンの3色。本革製。

その解決策の一つとして、トートバッグのような口が開いたカバンの開口部にペンを挿しておくという手があるのだけど、これはカバンを選ぶ上に、意外に物の出し入れの際に引っ掛かりやすくて、さらに、知らない内に落としたりもして、あまり使い勝手が良くなかったのです。ペンを首から提げる、という手も試したが、胸の前でぶらぶらし過ぎて、面倒になってしまいました。

カバンにタグのようにぶら下げるペンケース

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こんな風にカバンに装着する。とても自然にマッチする。

ハイタイドの「ペンタグ」を試してみようと思ったのは、元々、すぐに出し入れ出来る筆記具の持ち歩きパターンを考えていたからですが、実は、使い始める段階では、お洒落ではあるものの、実際はどうかと、半信半疑でした。ちょっと「タグ」というには大きいのではないかとか、ぶらぶらして邪魔ではないかとか、色々。
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ショルダーバッグのような太いストラップにも装着可能。

それで、とにかく、出掛ける際は、それがどのカバンでも、この「ペンタグ ワイド」を付けて、中にはその日に使いたい筆記具を入れては持ち歩いていました。結果として、「何て便利なんだー」という結論になったのですが、何より凄いと思ったのは、使っていると、もう最初から、それがカバンに付いていた機能の一部ではないかというくらい、カバンに馴染むということです。
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本当は、裏面を出して巻く方が正解らしい。使いやすい方を選ぶと良いと思う。

カバンのハンドル部分、またはショルダーバッグのストラップ部分に、くるりと巻き付けて装着するのですが、この装着部分が、ストラップではなく、ペンケースの片側の革がそのまま長くなっていて、そこに切れ目が入っていて、巻いた後は、その切れ目に本体ごと差し込んで固定します。この方法だと、カバンのハンドルの下にピタリと固定するので、持ち歩く時にあまり揺れないんですね。これは、ショルダーバッグのストラップでも同様。かなり幅広のストラップにも巻けるのも、構造の上手さです。

スムーズな出し入れを実現するいくつかの工夫

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この、ストラップ部分と本体部分がシームレスになっている構造が、装着した時の邪魔にならなさに繋がっている。

蓋やかぶせが無い構造も上手いと思うのです。おかげで必要な時に片手で出し入れが出来ます。革の弾力のおかげで、蓋がなくてもペンが落ちることはありません。ペンは長く、カバンにタグのように装着していれば、逆さになることもほぼありません。カバンの外に付けるものですから、この思い切りは中々出来なかったりするのですが、使い勝手を考えれば、これが正解なのです。リスクを考えて蓋を付けるという考え方も間違いではないのですが、だったら、カバンの外にペンケースをぶら下げる、という企画そのものを考え直すべきだと、ガイド納富は考えます。
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開口部は大きく開く。これも使いやすさのポイント。

開口部がかなり大きめに開くのも、出し入れのスムーズさに繋がっています。しかも、その開口部は、単に封筒状に縫われている側面の上の方までは縫われていないという状態なので、普段は開いていない状態で、ペンを取り出そうとすると広がる構造。これは、出し入れのスムーズさはもちろん、ペンケース全体のシルエットもキレイに見せるデザインになっていて、機能とルックスが美味く融合しているのです。

ガイド納富の「こだわりチェック」

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牛革の質感も価格の割に良好だし、何より丁寧に作られているのが嬉しい。

この「ペンタグ ワイド」が凄いのは、どのカバンに付けても、相対的な位置が変わらないということです。だから、いつもハンドルそばに手を伸ばせば、そこにペンがあります。収納する際も同様です。だから、いつでも、素早くペンを出し入れ出来るのです。これは、カバンの中のペンループや、カバンに入れたペンケースでは出来ません。外出時の筆記具が、必ず定位置にあるという便利さは、実際に、使ってみるとすぐに納得出来ると思います。

価格が手頃な割に、革のムードも良いし、縫製や断裁がとても丁寧で、革小物としても魅力的なのも嬉しいところです。常に目に触れるモノとして、高級カバンに付けても、それほどアンバランスにはなりません。少なくとも、8万円以下のクラスのカバンなら、このペンケースは十分、デザイン上のアクセントにもなります。付けている方がむしろカッコいい、という感じになると思いました。

<関連リンク>
hum「ペンタグ ワイド」の詳細と購入はハイタイドのオンラインストアで

・細目のペンを入れる「ペンタグ」もあります
・ペンタグのカラー版もあります
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