南紀・熊野古道の観光・旅行/南紀・熊野古道のホテル・旅館

帰るのを忘れる程温泉を堪能!「ホテル浦島」

南紀勝浦温泉代表する巨大旅館が「ホテル浦島」。無料送迎船でしか行けない半島に普通のホテル四軒分の宿が立ち並びます。また6種類の大浴場と有料の温泉があり、それらが縦横無尽に連結されているのですから、日本有数の湯めぐりの宿と言えます。温泉好きな方、泉質違いにこだわる方にも、自信を持ってお勧め出来るホテルです。

藤田 聡

執筆者:藤田 聡

温泉ガイド

一日では廻りきれないほど充実した6箇所の温泉

 

 

南紀勝浦温泉代表する巨大旅館がホテル浦島です。無料送迎船でしか行けない半島に本館、なぎさ館、日昇館、山上館と普通のホテル四軒分の宿が立ち並びます。また大浴場も、大洞窟風呂の忘帰洞、玄武洞の他、磯の湯、遥峰(ようほう)の湯、天海の湯、滝の湯、ハマユウの湯があり、他に有料の貸切風呂が露天二つと内湯三つもあります。それらが半島の内部のトンネル状の渡り廊下で縦横無尽に連結されているのですから、日本有数の湯めぐりの宿と言えます。

しかも、近年全ての浴場が源泉掛け流しになり、しかも浴場により異なる源泉もあるので、泉質の違いにこだわる方にも、自信を持ってお勧め出来るのです。忘帰洞は紀州藩主の子孫が「帰るのを忘れるほど心地よい」と言ったことから命名されたという由来があるのですが、忘帰洞単体でそう思うかは別として、ホテル浦島全体としては温泉好きなら、まさにそう思う宿なのです。

これだけ素晴らしいのに、宿泊料が安いのが、また嬉しい所。正規宿泊料金は本館和室1泊2食付で平日10,755円からで、各種宿泊プランを探せば、さらに安く泊まれるプランもあります。またメール会員になれば、メール会員限定プランも配信されるので、会員になるのがお勧め。ちなみに、本館でも和室なら十分に立派です。本館洋室は狭いので和室がお勧め。写真で室内が写っているのが本館和室。窓の外の絶景を眺めているのは日昇館です。
 

 

 

 

料理は朝夕ともバイキングで、昔は日によって内容に差があった気がしましたが、近年は一定のレベルが確保されていると感じます。また近年、ソフトドリンクバーが追加料金無しで利用出来るようになり、嬉しい改善でした。

■南紀勝浦温泉 ホテル浦島

住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦1165-2
電話:0735-52-1011
料金:本館和室1泊2食付き 平日10,755円~
アクセス:勝浦港・観光桟橋(JR紀伊勝浦駅より徒歩5分)から、ホテル浦島専用の船(無料)
HP:www.hotelurashima.co.jp/

※データは記事公開時点のものです。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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