より直感的で快適になったインターフェース
“操作の要”となるインターフェースは、NTTドコモの「docomo Palette UI」に加え、シャープ独自の「Feel UX」を用意している点や、スリープ時に背面をタップしてから話しかけることでさまざまな機能が呼び出せる「Finger Step」を搭載している点など、基本的にはSH-02Eを踏襲した内容となっています。ですがそうした中でも、いくつかの強化ポイントを見て取ることができます。1つはFeel UXの強化です。アイコンのアニメーションを変更したり、勢いよくスクロールした時に、バイブレーションを使って跳ねかえる感覚を与えるなど細かな演出を加えたことで、“触れている”という印象を強く与える仕組みとなっています。
逆に、ディスプレイに触れずに操作できるのも、インターフェース面における大きな進化ポイントの1つといえます。指をディスプレイから少し離した状態で操作できる「エアオペレーション」に対応したほか、Webサイトなどで指をかざした場所の周囲を拡大表示してくれる「エアズーム」などの機能も用意。比較的離れた位置で反応してくれるので、操作時に指に負担がかかることもなく、便利に活用できます。
画面のオン・オフも、より直感的にできるようになっています。具体的には、画面オフの状態からディスプレイを上にスワイプするだけで画面がオンになるほか、本体を横に振ることで再び画面をオフにすることができます。ちなみにスリープから復帰した時に表示されるウェルカムシートも強化がなされており、画面上にメモや天気などを簡易表示できるようになっています。
次は、進化したカメラ機能と音楽再生機能について説明します。