食材を入れるバスケットは丸洗い、 庫内も定期的なお手入れを
食材を入れる部分は、取り外して丸洗い可能です。外側本体と内側のバスケットも分離し、それぞれ食洗機にも入れられます。ただ、よほど大きい食洗機でないと、これだけでいっぱいになってしまいそうなので、手洗いがベターでしょう。生活感のないデザインは◎、サイズはもうひとまわり小さいとベスト
いかにも庫内で高速循環を起こしているのが分かる、卵型のフォルムは、見た目に調理家電とは思えず印象的。実は、同社のスピーカーと似ているとか。調理家電とはいえ生活感がないのは、海外製品らしく、このデザインで「欲しい」という気分になる人も多いのではないでしょうか?デザイン面で注文をつけるとしたら、電源コードの根元。シッポのように出っ張っているため、壁際にぴったり付けて置けません。調理中は背面から排気が出るので、壁から離さなくてはならないので問題は無いのですが、収納時は少しでも出っ張らない方がうれしかったかな……と。今度のモデルチェンジでは、フラットに納まることを期待しています!
もうひとつ気になるのは、その大きさ。今までにない家電なので、新たにキッチンに加わることを考えると、出したままにするにはスペースの確保が難しいのが現状です。かといって、どこかに収納して出し入れするには本体7kgはやや重く、もうひと回りコンパクトになると、より人気が高まると思いました。
使い方をリアルにイメージして、満足度の確認を!
手軽にヘルシーに揚げ物が調理できるノンフライヤー。油の準備や片付けなどの手間が軽減されるので、確かに便利な家電です。話題の製品をいち早く手に入れたという気分も含めると、価格以上の満足感が得られるでしょう。ただ、先にも書きましたが、油で揚げたものと全く同じ味ということではないこと、一度に調理できる量はあまり多くないことなどを踏まえると、食べ盛りの子育てファミリーには不向きかもしれません。どちらかと言えば、まだ小さいお子さんが居るので安全に揚げ物が作りたいとか、手軽に揚げ物を食べたい、というニーズに合っているのではないでしょうか。購入の際は、ご自身の使い方を十分にシミュレーションしてみて下さい。
※参考記事:注目の“ノンフライ”が作れる『熱風循環』とは?