木曽川随一と称えられる奇岩と流れの名所

 

 

巨大な花崗岩が木曽川の激流に刻まれてできた自然の彫刻「寝覚の床」。中山道の宿・上松宿の近くにあり、ここを訪れたむかしの文人や歌人などの記録に残るほど、古くから知られた名所で、国の名勝史跡天然記念物に指定されています。

狭い川幅の中を下ってきた木曽川は、大小さまざまな石を砕き磨き上げて流れます。いくつかの流れが、上松宿の上流で合流して、木曽川の水量は増して「寝覚の床」にかかります。

この水量に耐えて巨岩の要塞は流れを抑えます。あるところでは瀞となって、ゆっくりと流れ、そこを過ぎれば急流となって一気に流れ落ちます。

「寝覚の床」には、巨大な花崗岩の白と、川面のエメラルドグリーンが絶妙な色彩を醸し出し、中央の大きな花崗岩の上には、浦島太郎が弁財天像を残したと伝わる浦島堂が建ちます。

「寝覚の床」へのツーリングは、中央自動車道塩尻インターチェンジから国道19号線(中山道)を木曽福島方面に向かいひたすら走ります。途中には奈良井宿や福島宿など多くの宿場町がありますので、立ち寄りながらのツーリングもできます。


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。