当時の風情が町並みに残る 奈良井宿
「奈良井宿」は69宿ある中山道のちょうど真ん中にある宿場です。江戸からも京都からも34番目の宿場に当たります。かつては、奈良井千件といわれたほど、大変な賑わいをみせた宿場町で、いまでもの当時の風情が町並みに十分残されています。
塩尻方面からだと、中山道の奈良井宿交差点を右折し、橋を渡り旧中山道に入っていきます。
保存された奈良井宿には約10軒の宿、40軒のほどの店舗、そして4軒の資料館が並んでいます。バイクを駐車場にとめて、ゆったりと宿場を歩いてみましょう。
また、橋脚を持たない橋としては、日本有数の大きさを誇る木曽の大橋も見どころです。樹齢300年以上の天然木を使った総ヒノキ造りの橋で、今も現役です。
奈良井宿へのツーリングは、中央自動車道塩尻インターチェンジから国道19号線、すなわち中山道をひたすら走ります。
道は広くゆるやかなカーブで走りやすいので、スピードの出しすぎには注意が必要。ゆっくり、のんびりと、のどかな風景が広がる木曽路をツーリングしたいものです。