アートクレイシルバー

葉っぱそのまんまペンダント

緑の植物が咲き誇る季節。本物のハーブや葉っぱを使って、オリジナルモチーフのアクセサリーを作ってみましょう。

執筆者:平間 雅司

ペーストタイプ

ちょっと今回は面白い作品を作ってみます。
ご存知の方も多いと思いますが、完成作品は一番最後にお見せしますね。

アートクレイシルバーには、ペーストタイプというのがあります。
粘土タイプよりも水分量が多い、文字通りペースト状の銀粘土です。

今回はこれを材料にします。


葉っぱそのまんまペンダントの作り方


1.
ペーストタイプは瓶に入ってます

ペーストタイプは瓶に入ってます

ペーストタイプ10gに、水を20~30滴程加えます。
ペーストタイプはこのような瓶に入っています。







2.

マヨネーズ位の柔らかさが目安

マヨネーズ位の柔らかさが目安

ペーストタイプと水が均一になるように、竹串などで良くかき混ぜます。
マヨネーズ位の柔らかさが目安です。







3.

一層目は葉脈の隅々まで丁寧に

一層目は葉脈の隅々まで丁寧に

これは庭に生えていた本物の葉っぱです。この葉っぱの「裏側」に、水で溶き混ぜたペーストタイプを筆で塗ります。
一層目は葉脈の隅々にペーストが入り込むように薄く丁寧に塗ります。





4.

金網を使うと飛ばさずに乾燥できる

金網を使うと飛ばさずに乾燥できる

ドライヤーの温風を当てて乾燥させます。
この時金網を使うと作品を飛ばさずに乾燥できます。






5.

2層目からは、盛り付けるように塗る

2層目からは、盛り付けるように塗る

再びペーストタイプを塗り重ねます。この作業をペーストの厚みが1mm以上になるまで繰り返します。
最終的にドライヤーで良く乾燥させます。
2層目からは、盛り付けるように塗った方が早く仕上がります。





6.

完全乾燥後、ガスコンロで焼成する場合は葉っぱを剥がして焼成します
(炎が出て少し危ないので)。

焼成方法は、これまでと同様です。(参照:アートクレイシルバー・銀粘土とは?


7.
ステンレスブラシでブラッシング

ステンレスブラシでブラッシング

焼成後は仕上げです。まずはステンレスブラシで研磨します。作品表裏の銀肌を出します。







8.

磨きヘラは重宝する彫金道具

磨きヘラは重宝する彫金道具

作品の縁に磨きヘラを強くこすりつけ、光沢を出します。
磨きヘラは、作品の縁などを部分的に光らせたい場合などに重宝する彫金道具です。






9.

お好みでチェーンなどを通します

お好みでチェーンなどを通します

ドリル刃(ここではφ1.5)で穴を開け、丸カン(SV925)を通します。








10

こちらが完成作品です。

題して「葉っぱそのまんまペンダント」

題して「葉っぱそのまんまペンダント」



左は違う葉で制作したものです。本物の葉っぱを利用して、裏側だけにペーストを塗り重ね、葉の形と葉脈を型取る所がポイントです。

これからの季節、例えばどこかを散策した記念や、大事に育てているハーブなどの葉を利用して、世界に一つのリアルな木の葉のアクセサリーなんて、身に着けたら粋ではないですか。

特に難しい造形作業が無いので、初心者向けだと思います。


【関連サイト】
全国の教室情報はこちら
銀粘土アートクレイシルバー公式サイト http://www.artclay.co.jp/

楽習フォーラム 「アートクレイシルバー



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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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