よく「不動産を相続したのですが、相続登記は必ずしなければなりませんか?」という相談をされます。どうやら「相続登記は義務ではないし費用もかかるので、そのままでもよいですか?」ということのようです。

結論は、余程の事情がない限り「相続登記はしておきましょう」とお勧めしています。というのも、これまで多くの人から「過去に相続登記をしなかったために今大変なことになっている」といった相談が後を絶たないからです。

そこで今回は、相続登記をできたにもかかわらず、しなかったために後に起こったトラブルをご紹介します。

相続登記をしないメリットは?

費用を節約したつもりがその反面リスクも

費用を節約したつもりがその反面リスクも

相続登記の唯一のデメリット、それはズバリ、費用がかかることです。ですので相続登記をしないメリットは費用がかからないという点だけと言えます。確かに相続登記は義務ではないので、そのままで問題さえなければ相続登記をしなくてもよいのかもしれません。

例えば土地を所有していた父が亡くなり母が土地を相続。子は1人で二次相続(母の相続)の時は自動的に自分が相続するからその時に相続登記しよう、ということならば問題ないかもしれませんが、このようなケースは稀です。

相続登記をしないと、その分、色々なトラブルのリスクが伴いますので、やはり相続登記をすることをお勧めします。

ケースによっては色々なトラブルがある

相続登記をしなかったために起こるトラブルは、後からでは取り返しのつかない大変な状況に発展することがほとんどです。また、いずれにも共通していることが、「当時はもめることなく相続登記ができたがしていなかった。相続人にもめるような人はいなかった」と安心していた人にこそ起こっているという点です。

>>相続登記をしなかった人のトラブルの例を見てみましょう。