織機(しょっき)の種類

手織りあるいは機織り(はたおり)というとどんな道具を思い浮かべるでしょうか。昔話に出てくるようなギッタンバッタンの織機、子供のころに買ってもらったおもちゃの織機、人によってそれぞれだと思います。

ここではこれから手織りを始めたいという方のために現在も流通している(購入することができる)織機をいくつかタイプ別にご紹介します。


高機(たかばた・たかはた)

織機

高機(たかばた・たかはた)という足踏み式の織機


足踏み式とは椅子に座り、足元にある角材のような棒(踏み木)を足で踏むことでたて糸を開口させる方式の織機です。

上の織機は日本製で、下の画像の織機はオランダ製です。

織機

海外製の高機もさまざま


そのほかフィンランド・スウェーデン・アメリカ・カナダ・ニュージーランド・ドイツなど各国の織機を日本で手に入れることができます。 


高機は織れる幅が40cmから100cm以上とさまざまで、同じ織機でも織り幅によって価格は変わってきます。

また織機本体以外にいくつかそろえる備品があり、どのくらいそろえるかによっても価格は変わってきますが、大体の目安でいうと平均20~40万円くらいが合計の価格帯です。

また高機の場合はその織機を置くだけではなく、その周りを人が動いて作業するため、最低でも3畳くらいのスペースが必要になります。


高機の特徴

これら高機の特徴の一つに綜絖(そうこう)枠の枚数の違いがあります。
「そうこう」とは、たて糸を通す穴の空いたコード、あるいは糸状のもので、それを収めるのが綜絖枠。

先ほどの海外製の織機を上から撮ったのがこちらの画像です。

綜絖(そうこう)枠

綜絖(そうこう)枠


たくさん並ぶ白い紐状のものが「ソウコウ」、その「そうこう」を通してある何枚か並んだ横木が綜絖枠です。

この織機は綜絖枠が八枚あり、その枠の数が多いほど複雑な織り方ができるということになります。

高機イコール複雑な織り方ができるわけではなく、次の織機のように高機でも綜絖枠が2枚、基本の平織りを中心とした織機もあります。

織機

特注仕様の織機


この織機を上から見た状態が次の写真です。

織機

上から見た特注仕様の織機


次は初心者の方にお勧めの卓上織機をご紹介します >>