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大阪・人気の花見スポット! 「造幣局 桜の通り抜け」(3ページ目)

大阪で最も人気の花見スポットといえば「造幣局 桜の通り抜け」。毎年4月、“桜の通り抜け”として期間限定で一般開放されます。約130品種、約350本もの桜並木は夜桜も人気で多くの花見客が訪れます。

シカマ アキ

執筆者:シカマ アキ

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造幣局の創業当時に使われていたガス燈。

造幣局の構内には、桜以外にもいくつかの見どころがあります。通り抜けで行った際、ぜひチェックしてみてください。

創業当時のガス燈2基は、日常使用された日本初のガス燈でかつて玄関前にあった姿を現在も見ることができます。当時、造幣局内にガス製造所を設けて石炭ガスを製造し、それを燃料としたガス燈を明治4年(1871年)から局内の工場や宿舎周辺の街路照明で使用されました。

大阪で一般向けにガスが供給されたのが明治38年(1905年)でしたから、当時見た人々はさぞ驚いたことでしょう。

句碑「花の里塚」は、昭和39年(1964年)4月に建立されたもので、本田渓花坊氏による通り抜けの意を端的に川柳で表した“大阪に 花の里あり 通り抜け”の句が刻まれています。八角形の屋根をした衛兵の詰所があった創業当時の「旧正門」なども残されています。

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造幣局内にある「造幣博物館」。入場無料(※ 通り抜け期間中は閉館)

さらに、日本における貨幣の歴史がわかる「造幣博物館」も造幣局内にあります。豊臣秀吉が作ったといわれる世界最大級の金貨「天正長大判(てんしょうながおおばん)」をはじめ、オリンピック入賞メダルや外国貨幣なども展示。平日のみ無料で見学できます。(※桜の通り抜け期間中は閉館しているので注意)

造幣局 桜の通り抜けの見学は、南門から北門への一方通行になります。日没から21時まで、ぼんぼりの点灯する中での夜桜も楽しむことができます。

満開で咲き誇る見事な八重桜の数々は、大阪の春を代表するにふさわしい恒例行事。ぜひ一度、足を運んでみてくださいね。
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造幣局 桜の通り抜けは、南門から入って北門を出る一方通行。入場無料。大阪で最も有名な“花見”スポットです。



<DATA>
■造幣局 桜の通り抜け 
住所:大阪市北区天満1-1-79
TEL:050-5548-8686(8時~21時、ハローダイヤル)
入場料:無料

開催期間:年によって異なる(※ 2013年は4月16日~22日)
開催時間:年によって異なる(※ 2013年は平日10:00~21:00、土日9:00~21:00)

交通アクセス:京阪・地下鉄谷町線「天満橋」駅、地下鉄谷町線「南森町」駅、JR東西線「大阪天満宮」駅、JR大阪環状線「桜ノ宮駅」からそれぞれ徒歩15分(車での来場不可)

HP:http://www.mint.go.jp/
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