家計簿代わりにもなる?クレジットカードでお得に家計管理
クレジットカードを家計管理に活かすには
家計管理を上手にできるようになったら、上級編としてクレジットカードを家計に取り入れてみましょう。現金と違い、クレジットカードはポイントや旅行保険等の付帯サービスがついている点が、現金払いより優れている点です。同じお金を使うにしても、お得に使うことができるのです。
<ポイント1 固定費や毎月必ず支払うものはクレジットカード払いにする>
保険料や新聞代、水道光熱費、固定・携帯電話代、ガソリン代など毎月必ず支払うものはクレジットカード払いにしておくと、自動的にポイントも貯まります。最近ではアパートの家賃もクレジットカードで支払えることがあります。
<ポイント2 利用明細書は家計簿代わりにする>
毎月届く、利用明細書は家計簿代わりになるので、毎月家計簿に添付し、無駄が発生しないようしっかり管理しましょう。
<ポイント3 1枚のクレジットカードに集中させる>
数枚のクレジットカードを保有している方が多いと思いますが、基本的には普段使いの1枚ともしもの時の1枚、計2枚で十分です。普段は1枚のクレジットカードに利用を集中させることでポイントも貯まり管理しやすくなります。夫婦の場合は家族カードにすることでそれぞれがクレジットカードを持ち利用しながら、ポイントも明細もひとつにまとめることができるので便利ですね。
<ポイント4 ショッピングは現金でも買えることを前提に利用すべし>
クレジットカードを家計に取り入れることは「後払いできる借金」というシステムを取り入れることなので、現金の出番は当然少なくなります。後払いできるからといって必要以上に買い物をしているとすぐに家計は破綻します。現金でも買えることを前提にクレジットカードを利用するのがスマートな大人の利用の仕方です。
<ポイント5 ポイントは使うべし>
せっかく貯まったポイントも使わなければお得さを享受できません。ポイントを利用することで家計の負担が軽くなると素晴らしいですね。我が家は地方に住んでいることもあり、遠方にお得にいける航空系マイラーです。
<ポイント6 支払方法は翌月一括払いと肝に銘じるべし>
支払い方法は翌月一括払いだけと肝に銘じ、利息の発生する分割払いやリボルビング払いは利用してはいけません。利息や延滞金が発生したら、家計管理どころではなくなり、せっかく貯めたポイントも意味がなくなります。ボーナス払いは利息は発生しませんが、収入が不確実な時代ですのであまりお勧めしません。ボーナスは家計のクッションの為に貯蓄にしましょう。
家計にクレジットカードを取り入れるリスク
クレジットカードは自分自身の信用の上に保有することを認められている物です。どんな信用かというと、「返済能力」という信用です。返済が滞ったり、多重債務者となれば、返済能力という信用度に傷がつき、信用情報機関に名前が載ります(いわゆるブラックリストのことです)。
そうなると、将来住宅ローンを借入れがしにくくなるなど、困った事態になりかねませんので、リスクがあることを忘れないようにしましょう。使いすぎはいけませんし、現金払いと同じように管理を怠ってはいけません。むしろ、現金払いより注意を払う必要があります。
私はクレジットカードを利用することで、甘い誘惑を感じたら、何の為にクレジットカードを利用するのか考えるようにしています。決して贅沢をする為ではなく、「家計を上手に管理しながらお得さを享受する為」だと、いつも心の留めて利用するようにしています。
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