ランドセル/ランドセルの選び方

子どもの身体を考えた 「ハネッセル ランドセル」

「ハネッセル ランドセル」は子どもの身体を科学するランドセルとして、登山リュックのメーカーが開発したランドセルです。従来のホール型ベルトではできなかった微調整が可能なラチェットアジャスターは5ミリピッチで38段階調整できます。

執筆者:永里 真由美

登山リュックのメーカーが開発「ハネッセル ランドセル」

今回は、登山用リュックの“荷重分散”機能をランドセルに活かすことはできないか、と開発された「ハネッセルランドセル」の特徴をご紹介します。

実は、私が、正しいポジションで背負った時に“軽く感じる事ができる”と初めて実感したのが、このハネッセルランドセルでした。当時は、リュック型ランドセルといった形状でしたが、よりランドセルらしいフォルムで、ハネッセルの優れた機能を継承して誕生したのが2012年モデルです。

そして、2015年モデルはショルダーベルトの形状や芯材の改良を加えたことにより、フィッティングした際の「荷重分散」効果が高まり、背負い心地が向上しました。
2009年undefined旧モデル

旧型 ハネッセル

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ランドセル

2015 ハネッセル

では、ハネッセルの「体感を軽くする4つの機能」について、次の1~4でご紹介します。

 体感を軽くする4つの機能を持つ「ハネッセルランドセル」

ハネッセル

2015 ハネッセル


1、 SSS(ショルダースタビライズドシステム)
学習教材が入ったランドセルが自分の身体の外側に位置するため、ランドセルを背負った時に、後方に引っ張られる、と感じる事があります。これを解消するためにはランドセルと身体の密着させることが重要になります。そこで開発されたのが、「ショルダースタビライドシステム」(以下SSS)。このSSSは本体とベルトの付け根部分を重ねることで、後ろに引っ張られにくいという点が特徴です。
ランドセル

2015 ハネッセル



2、ラチェットアジャスター
このランドセルの特徴は、まずベルトの穴がないところ! ベルトの長さを38段階調整5ミリ単位で微調整できるので、ジャストフィットを実感できます。お子さまでも簡単にワンタッチ操作で伸縮できるのが特徴です。
ランドセル

ランドセル


3、 背面3Dパッド
人間工学理論に基づく設計と最新技術による立体成型構造で荷重分散性能が向上しています。最新の立体形成構造で、背面においてもしっかりランドセルの背負う事ができるので、その分、肩への負担が軽減します。
背面パッド

2015 ハネッセル


4、 適切な背面長
ハネッセルはA4バインダーサイズでありながら、背面長を28センチにキープ。背中にぴったりフィットし、体の適正な位置に負荷がかかるように設計されています。
2015undefinedハネッセルランドセル

背面長

強度について工夫を凝らした「ハネッセルランドセル」

新しい縫製技術により、開口部の大マチとポケット部分に、ダブルアームフレーム補強がされており、また、底面にもフレーム補強がされているので、少々押してもしっかり形状をキープしてくれます。

2015undefinedハネッセルランドセル

強度

今回は、2015年度ハネッセルランドセルをご紹介いたしました。
ハネッセルの公式HPはコチラです。
http://harnessel.jp/index.html



※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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