最低気温は氷点下30度以下も! 極北の地でオーロラ観賞

オーロラは夏も見えるが、オーロラ=激寒のイメージが定着 (C) Beck's Kennel

オーロラは夏も見えるが、オーロラ=激寒のイメージが定着 (C) Beck's Kennel

冬のカナダと言えば、一番人気がオーロラ観賞ツアー。極北の空に舞う光のカーテンは、なんとも幻想的。しかし、ものすごく寒い極北の地で、さらに冷え込む夜間に夜空を見上げるなんて、いったいどのくらい寒いのだろうって思いますよね。氷点下30度以下になりますよ! と言われても、北海道などにお住まいの方でないと、イマイチ現実味がないのも事実。

そこで、今回の記事では、オーロラ観賞に必要な服装についてご説明します。冬の寒い時期だけではなく、夏のオーロラもちょっと寒いというお話もしますよ。

冬のオーロラ観賞では、極地仕様のレンタル防寒具利用が安心

イエローナイフのオーロラビレッジ社のレンタル防寒具5点(ジャケット、パンツ、ブーツ、ミトン、フェイスマスク)セット。業者により、多少異なるが、こうしたセットが主流 (C) Aurora Village

イエローナイフのオーロラビレッジ社のレンタル防寒具5点(ジャケット、パンツ、ブーツ、ミトン、フェイスマスク)セット。業者により、内容は多少異なるが、こうしたセットが主流 (C) Aurora Village

極北の気候はハンパではありません。厚着でスキーウェアなどといった服装では歯が立ちませんし、足元も耐寒ブーツでないと、外にいるのもままなりません。また、防寒が不十分だと、凍傷の危険があるため、ツアーそのものへの参加が認められないことも……。とはいえ、こうしたアイテムを自前で揃えるのは非経済的ですよね。そこで、利用するのがレンタル防寒具です。

氷点下35度にも耐えうる耐寒ブーツ。自分で購入しようにも、その辺では売っていない代物 (C) Aurora Village

氷点下35度にも耐えうる耐寒ブーツ。自分で購入しようにも、その辺では売っていない代物 (C) Aurora Village

イエローナイフホワイトホースといったオーロラ観賞地では、オーロラツアーを専門に行う旅行社が、現地の気候にも耐えうる防寒具を貸し出しています。レンタルされる防寒具は、業者によって多少異なりますが、ほとんどの旅行社では、極地探検にでも出かけられそうなの本格的なものが用意されています。これを着れば、長袖のシャツやタイツなど、保温性の高いインナーを着用し、上にはセーターまたはフリース、そして、厚手の靴下を履く、といった服装で問題ありません。もし、平均を大幅に下回る寒波が来れば、現地到着までに羽織ってきた上着を防寒具の中に着る、インナーを2重にするなどの処置で対応可能です。ちなみに、こうした防寒具ですが、もはやオーロラツアーでは必須アイテムなので、大手旅行社のパッケージツアーでは、料金に含まれていることがほとんどです。パンフレットで含まれているものを確認してみてください。

ご参考までに、ガイドがイエローナイフを訪問した際、氷点下15度の日がありました。このときの服装ですが、防寒具の下には、半そでのポロシャツ1枚とジャージのパンツだけ! これで氷点下15度を乗り切れるのですから、極地仕様防寒具の威力がお分かりいただけるのでは?

持参すると便利なもの

日中のオプショナルツアーでダントツの人気を誇るのが犬ぞりツアー (C) Beck's Kennel

日中のオプショナルツアーでダントツの人気を誇るのが犬ぞりツアー。ここでも防寒具が大活躍 (C) Beck's Kennel

レンタル防寒具の他に、以下のアイテムがあると重宝します。

■スキー用のゴーグル
犬ぞりなどのオプショナルツアー参加時に利用。風を切るので、目の周りの防寒に役立ちます。

■薄手の手袋
大きなミトンでは、物をしっかりとつかむことが出来ません。ただ、素手でものを触るのは、氷点下では凍傷の可能性があって危険なので、ミトンの下に一枚薄手の手袋を付けておくと、何かと重宝します。

■コンタクトレンズ
メガネは寒い地では暖かい場所に入ったときの曇り、金属製フレームによる凍傷の危険性など、何かと不便です。コンタクトを利用できる方は、なるべく利用しましょう。

■サングラス
オーロラといえば、夜のことばかり考えがちですが、昼間も行動します。お天気の良い日には、雪による照り返しもかなり強くなりますよ。サングラスがあると良いでしょう。