バンコクから北へ80kmに位置する古都・アユタヤ。1351年にウートン王により建都されて1767年にビルマ軍の攻撃で破壊されるまでの471年間、アユタヤ王朝の都としてタイの中心として栄えた都市です。当時の姿を伝える遺跡群は歴史公園として整備され、1991年に世界遺産に登録されています。かつて栄華を極めたアユタヤの遺跡を効率よく回るにはツアーに参加するのがおすすめです。
今回紹介するツアーは、バスでアユタヤに行き、主要な遺跡を周り、象に乗り、最後はクルーズ船でチャオプラヤ川を下り、バンコクに戻ってくる盛りだくさんの日程。朝早く出発し、バンコクに戻ってくるのは夕方くらいです。
アユタヤで訪れる遺跡は、よく雑誌やTVでも見かける木の根に取り囲まれた仏頭がある「ワット・マハタート」(写真1枚目)、3人のアユタヤ国王が眠る「ワット・プラシーサンペット」、青空の下に横たわる巨大な涅槃像が見られる「ワット・ロカヤスタ」(写真2枚目)、アユタヤ王朝初代ウートン王が建てた「ワット・ヤイチャイモンコン」。その合間に象に乗ることができます。象に乗るのもタイらしく、なかなか楽しいものです。
首を切られた仏像の数々や、退廃的ムード漂う遺跡などはバンコクの寺院とはまた違う雰囲気。バンコクのお寺巡りもいいですが、青空の下、のどかなアユタヤを回るのはとても気持ちがよく、おすすめです。
そして帰りは2時間半をかけてチャオプラヤ川をクルーズ。ブッフェ料理を楽しみながら帰ってくる、のんびりツアーを楽しんでください。
■世界文化遺産アユタヤ/お帰りはのんびりクルーズで(ビュッフェ付き)
取扱会社:パンダバス
料金:大人 2000バーツ、子供(2-11歳)1300バーツ
時間:07:20~17:30
催行日:毎日
HP:http://www.pandabus.com/tour_detail.php?tourCode=BKK_E1&brCd=bkk&periodTo=2013-03-31
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