「足袋資料館」としても楽しめる「喜久や足袋本舗」
両国にある足袋店「喜久や足袋本舗」。現在東京には3店しか残っていないという足袋の製造販売店のひとつで、創業は宝暦元年(1751年)。なんと約250年以上も営業しています。お店は最初、赤坂にあったのですが、それから上野、浅草と移転し、100年ほど前から両国で営業しているそうです。
場所が場所だけに、力士の方の足袋をほぼ一手に引き受けているこちらのお店ですが、もちろん私たち一般人でも足袋を作ってもらえます。
見ただけで足の大きさをピタリと言い当ててしまう職人さんの眼力がスゴい! さらに、熟練の技で作り上げる、自分の足にぴったり合った足袋の心地良さといったら!
オーダーメイドの足袋だと7000円程度と少々値段が張りますが、既製品も4000円程度から販売しています。
またこちらの店は、墨田区の「小さな博物館」に指定されており、「足袋資料館」としても楽しむことができます。ショーウインドーをはじめ、店内にも、足袋の木型や昔の足袋、力士をはじめとした有名人の足袋や足袋の型紙が展示されています。
■喜久や足袋本舗(足袋資料館)
住所:東京都墨田区緑1-9-3
TEL:03-3631-0092
足袋資料館の営業時間:9:00~17:00(年中無休)
入館料:無料
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