「恋愛と戦争にルールなどない。勝者だけがいつも正しいのだ」
どなたが言ったのかは存じませんが、言いえて妙であると、わたしは思います。そして、「合コン」とはその恋愛における初戦です。参加する以上落とすわけにはいきませんから、テクニックと戦略がいるのは当たり前。わたしが過去実践した、また、機会があればこれからも実践するであろう手順と心構えを簡単にご説明しましょう。
■下調べは入念に
主催者はだれですか?会の意図はなんでしょう?
闘いはすでにはじまっていますよ。会場でがっかり、もしくは右往左往したくないのならば、合コンに誘われた時点で少なくともその二つは把握しておきましょう。
■会場の下見は必須です
冬のテラス席なら、おしゃれでも薄いドレスにストッキングでは、寒さに震えてムードどころではありません。また逆に、居酒屋でドレスは浮いてしまいますよね? TPOは大事です。
■相手を絞り、話をする
合コンでは通常、対面できる相手は複数います。が。
下調べである程度参加者は把握し、最初の直感にしたがって、できるだけ的を絞って話をしましょう。二兎追うものは一兎も得ずです。また、その際には自分をつくりすぎず、ある程度地をだすことをお忘れなく。
■連絡先は必ずゲットせよ、できれば次の約束もその場で決める
仕事でもそうですが、時間をかけたからと言って、成果があがるとは限りません。販売や営業職の鉄則と同様に、「温まっている」その場で成約しなければ。
会のお開きが近づいてきたら、さりげなく携帯の話題(たとえば着メロや待ち受け画面の写真)をふって、相手の連絡先を確実に入手しましょう。相手が言いやすいように、自分のものを先に言うのがポイントです。
■気に入った相手がいない場合は、速やかに撤収
下調べの段階でいいなと思っていても、また、数合わせてしぶしぶ参加して、やっぱり気に入った相手がいなかった場合。速やかに、失礼にならない程度に場をもりあげ、撤収しましょう。無駄玉は、撃たないにこしたことはありません。
最後に。幹事のサポートは忘れず。会の間の飲み物の追加オーダーや清算の際の手伝いなどは、率先して行いましょう。労を取ってくれたことへの感謝を忘れてはいけません。参加の機会を、またその人物から得られるかもしれませんしね。