金銭的負担
私は病気で働けなくなり、家賃が払えなくなって転がり込んだ「ヒモ」なヤツでした。家賃や光熱費はほぼ相手に完全に頼るしかありませんでしたので、働けるようになるまでは、とこれだけはしっかりお願いしました。
どんな理由であれ、お金の負担に関しては特によく話し合わないと、友人であれ知人であれ、どんな人間関係であってもひびが入る原因になり得ます。よく話し合いましょう。
家事の負担
二人で暮らすのですから、掃除・洗濯・炊事の家事の役割分担についても決めておくとスムーズです。当番制にするもよし、「風呂掃除は自分が、台所はお願いね」というのも。私のときは「気付いたらやる」という感じでしたが、まぁこれでもうまくいく場合はうまくいきます。相手の性格、不公平感を感じやすいか否かによりけりです。
プライベートの仕切り線
どこまで相手のプライベートに立ち入っていいものなのか、この機会ですので話し合っておくのもいいと思います。今の夫は携帯を無断で見ても、待ち受け画面にいたずらしても怒らないのですが、やはりそういうのを嫌う人の方がほとんどでしょう。さすがにストレートにそれを聞くとケンカの種になりそうなので、「携帯が鳴っていたとき、代わりに出てもいいの?」などと。
また同棲を友人などに公表してもいいのか、というのも聞いておいたほうがいいかもしれません。同棲は世間体がさほどよくないので、公表は避けたい男性もいるかと思います。
いつまで同棲するの?
結婚しないままずるずる同棲を続けるか、そのうち嫌になって別れるか……。残念ながら同棲はそういう結末になることも少なくありません。同棲自体、結婚を前提にしているとは思いますので、いつごろ同棲を解消するか(結婚するしないを判断する)のタイムリミットを決めておいた方がいいと思います。
ちなみに私は、ある程度同棲したら、もう一度実家に戻るなり一人暮らしを始めるなどして「自分を見つめなおす」期間を設けるようにしていました。うまくやっていけそうなのか、自分に結婚する決心が本当にあるのか、などなど……。でもその間に相手が別のパートナーを見つけてしまったということもありました。それはそれで、待てなかったんだなと諦めましたが。