「導きの神」の八咫烏 女性にも男性にもオススメ
サッカー日本代表のユニフォームにも付いている三本足のカラス。あれは熊野神社で奉られている神様「素戔嗚尊(スサノオノミコト)」に使えている「八咫烏(ヤタガラス)」です。その八咫烏が描かれたお守りは熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)それぞれにありますが、デザインが異なっており好みが分かれるところ。中でもおすすめしたいのは熊野本宮大社にあるお守り。そのシンプルなデザインは女性にはもちろん、男性にも人気があり、自分用にも土産としてもぴったりです。
現代の感覚ですとカラスはあまりステキな鳥ではありませんが、昔は方向を知る生き物として旅人にとって重要な生き物だったのだそう。言い伝えにも「神武天皇が熊野にいらした折、奥深い山野に迷い給うた時に八咫烏がお導き申し上げた」と残っており、そこから八咫烏は「導きの神」として信仰を集めるようになったのだそうです。(ちなみに日本サッカー協会のシンボルマークとなったのは、サッカーが日本で始まった明治時代の頃からです)
現在では「導く=目的地まで無事に到達する」ということで交通安全や旅行安全、通学安全のご利益を期待する人も多いのだとか。
おでかけや旅行が大好きな人にはバッグなどに、小さな子供のランドセルに付けてもいいかもしれませんね。
■熊野本宮大社
住所:和歌山県田辺市本宮町本宮(受付係)
電話番号:0735-42-0009
営業時間:8:00~17:00
URL:www.hongutaisha.jp/
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