コペンハーゲン 「クリスチャンボー城」
コペンハーゲンの中心部、スロッツホルメン島にクリスチャンボー城が建ちます。1794年と1884年の2度にわたって火災の被害にあったため、バロック様式、新古典主義様式、ネオ・バロック様式の3つの建築様式が共存しています。クリスチャンボー城の起源は、アブサロン司教が城塞を築いた1167年に遡ります。その後の1733年に、クリスチャン6世によってバロック様式の王宮が建造され、デンマーク王室の居城となりましたが、1794年の火災によって焼失してしまいました。
王室の居城がアマリエンボー宮殿に移された後、ハンセンが新古典主義様式を用いて再建しました。その建物も再度火災で焼失し、現在の建物は1928年に、ネオ・バロック様式で建造されたものです。
迎賓館や国会議事堂として重要な役割を果たしています。用されています。地下には創建当時の12世紀に作られた城塞の遺跡が残され、18世紀の王宮時代に厩舎などが公開され、デンマーク王国の長い歴史が偲ばれます。
■クリスチャンボー城
・住所:Christiansborg Slotsplads, KØbenhavn
・電話:33-926492
・公式HP:http://www.ses.dk/da/SlotteOgHaver/Slotte/ChristiansborgSlot.aspx
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