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東京“あったか”グルメスポット 2013

アスファルトから這い上がってくる寒さで、足元から深々と冷える冬の東京。外を歩き回ったら、ほっとできるグルメスポットで心も体も温まりたいもの。2013年注目の“あったか”レストランを、厳選して3店ご紹介します!

藤丸 由華

執筆者:藤丸 由華

東京ガイド

寒い季節に嬉しいレストラン

ダウンコートの手放せないシーズンを迎えている東京。観光やレジャーで外を歩きまわった後は体の芯から暖まれる“あったか”グルメが恋しい季節です。今回は、体も心もホカホカしてきそうな、「品揃えが驚きの鍋専門店」、「あったかスイーツテーマパーク」、「寒くなると恋しくなるアレが完備のレストラン」をご紹介します。

81種類の鍋料理がズラリ!
『ゆるり屋 渋谷道玄坂店』

「瀬戸内広島レモン」鯛レモン鍋

81種類もある鍋メニューを前にどれを選ぶか悩むこと必至。こちらは人気急上昇の『「瀬戸内広島レモン」鯛レモン鍋』。

渋谷・道玄坂の途中、道玄坂交番のすぐ横にある鍋専門店『ゆるり屋』は、なんと81種類(2013年1月現在)もの鍋が食べられる驚きのグルメスポットです。

広間

広間でワイワイやるのも鍋の楽しみ

2005年オープン時には約30種類からスタートしましたが、「世界一を目指そう」と徐々に鍋の種類が増加。スタッフが地方の郷土料理や海外の名物料理、時には話題のラーメン店などさまざまなシーンからヒントを得、これだけの鍋を作り出しました。来店者の中には「全て制覇する!」と意気込み、週に4~5回訪れる熱いリピーターもいるそうです。古民家をイメージした店内では、広間の席か、仕切りのある個室スタイルの部屋か、いずれかを選ぶことができます。

生姜スープの鶏つくねと豚鍋

特に女性からの人気が高い『生姜スープの鶏つくねと豚鍋』

81種類の鍋の中で安定した人気を誇っているのが『生姜スープの鶏つくねと豚鍋』(2600円)。体を温める食材・生姜が、すりおろしとスライス、2つのスタイルでスープにたっぷり含まれていて、鶏と豚2種類のつくねと、豚バラ、青物野菜、そして大根や長芋などの根菜が入っている具沢山の鍋です。蓋を取ると生姜の香りがほわっ! その味が根菜にまで染み渡り、豚の脂身までさっぱり味で食べられるスッキリ味のお鍋です。

そして最近人気急上昇なのが『「瀬戸内広島レモン」鯛レモン鍋』(2900円)。鯛や豆腐、ネギに加え、皮まで食べられる瀬戸内 広島レモンがまるごと1つスライスされてスープの上に浮かんでいる珍しい一品です。スープ自体にもレモンが丸々1つ絞られています。鍋の具材としてのレモンには驚きましたが、他の具材との相性がとても良く、特に果汁が染み込んだ豆腐はさっぱりした味わいで食が進みます。

メニューには「スッポン丸鍋」「ぶっこみ海女さん鍋」「ハイジ鍋」など、気になる名前の鍋がずらり。どの鍋をオーダーするか、仲間やカップルで悩みまくるのがお馴染みの光景となっているお店です。

<DATA>
ゆるり屋 渋谷道玄坂
住所:東京都渋谷区円山町5-18道玄坂スクエアビル2F 
TEL:03-6415-1596
営業時間:月~木 11:30~14:30(L.O.14:00)/18:00~23:00(L.O.22:00)
金 11:30~14:30(L.O.14:00)/18:00~23:30(L.O.22:30)
土日祝 17:00~23:00(L.O.22:00)
定休日:無休
アクセス:JR、東京メトロ、私鉄『渋谷』駅より徒歩7分

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