根拠規定 

臨床心理士試験は、文部科学省に認可を受けた財団法人日本臨床心理士資格認定協会によって、「臨床心理士資格審査規定」に則り行われます。

臨床心理士試験 


 

受験資格

受験資格の要件として、臨床心理士としての専門的知識を得る条件が整備されていると上記認定協会によって認められた指定大学院(臨床心理学の専門職大学院を含む)で臨床心理学に従事し、修士課程を修了し、大学院修士の学位を取得しなければなりません。

その上で、一定の臨床経験を必要とする場合もあります。

また、医師免許取得者で、取得後2年以上の心理臨床経験を有する者にも受験資格があります。

試験方式及び内容

財団法人日本臨床心理士資格認定協会による年1回の資格審査試験があります。

試験方式及び内容は、下記のとおりです。

1 受験資格審査としての書類審査

2 第一次試験 筆記試験(マークシート及び論文)

(1) マークシート試験(100題)

広く心理学の基礎的設問に加えて、臨床心理士の専門業務である4種の内容(臨床心理査定、臨床心理面接、臨床心理的地域援助、研究・調査)に関する専門知識が問われます。

(2) 論文試験

心理臨床に関するテーマ1題

3 第二次試験 口述面接試験

複数の面接試験担当者による試験となります。

単なる専門知識や技術の習得度を確認するのみでなく、専門家である臨床心理士としての姿勢や態度、人間関係能力なども問われるなどします。

解 説 

上記のように、臨床心理士資格取得までの通算の養成・教育・研究期間は、大学の学部課程から数えると、基本的に最短で7年間(学部専攻課程4年間+大学院修士課程2年間+臨床心理士資格審査受験年度。資格交付は8年目)となっており、長期間にわたり、心理学を基礎心理学から応用心理学(臨床心理学含む)まで広く深く学ぶ必要があります。

資格取得後 

資格取得後も、5年ごとの厳格な資格更新制度があり、その間、専門性の維持・発展のために研修や研究等が義務づけられ、更新要件となっています。
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