今回は、気持ちを新たにするという切り口で、新年に合わせて新たな時を刻む「壁掛け時計」をガイドが実際に使用したことのある中から10品をセレクトしご紹介します。
壁掛け時計は、ご自宅用はもちろん、ギフトとしても喜ばれます。是非、皆さんのお気に入りを見つけてください。
まずは、国内メーカーのマスターピース2つから!
SEIKO | STANDARD ANALOG
日本を代表する世界的プロダクトデザイナーである深澤直人氏がディレクションを行なう「power design project」から生まれたスーパーノーマルなデザインの壁掛け時計「STANDARD ANALOG」。深澤直人らしい無駄のない研ぎすまされた見た目はもちろん、よりスムーズな運針を実現するため、秒針に通常のアルミニウム素材ではなく、業界初となるマグネシウムを採用するなど見えない部分のデザインにも抜かりがないです。普遍的なデザインは、自宅の書斎など緊張感のあるスペースにピッタリですね。Lemnos | RIKI CLOCK
巨匠渡辺力デザインの日本で最も有名な壁掛け時計のひとつ。大きめの12個の数字、太さと長さにメリハリのある針は、遠くからでも時間を認識できる子供やお年寄りにも優しいデザイン。プライウッドを積層しているフレームは、楽器製品を長く専門としてきた木工職人によるハンドメイドなので、一点一点微妙に表情が異なりとても暖かみがあります。プライウッド製は、2つのデザインに通常バージョンの直径365mm(10,500円)と203mm(5,250円)の2サイズの他、電波時計バージョンの直径305mm(12,600円)と254mm(8,400円)もラインナップ。
次のページでは、海外のマスターピースを3つご紹介します。