フルーツのような甘さが味わえる「ふかうら雪人参」
人参は嫌いですか。正直なところ甘くしたグラッセは得意ではありません。でも、生の人参は大好きです。雪の下に寝かされて、おいしくおいしくなる人参たちが白神産地を望む台地で育ちます。JR五能線や国道101号線からの日本海の展望はとてつもなく素晴らしいです。この景色を見て感動しない人はまずいないでしょう。ところが白神の山々は意外と見えません。白神観光スポットからちょっと外れたところに世界遺産白神山地と日本海を望む絶景が広がります。椿島の山寄りにあります。丘のうねる農地になので、一般のお客さんはいません。
自然のミネラル成分が多い土地で、「ふかうら雪人参」を深浦町の舮作(へなし)興農組合が栽培しています。雪の下から収穫されるフルーツのような甘さをもった人参です。本来、種まき後100~110日で秋に収穫する人参を、さらに1月から3月までの冬期間に、2ヶ月以上、雪に覆われた台地に寝かせ、低温と潤いで仕上げています。芯の中まで濃いオレンジ色で糖度10度以上の甘さをもった人参になります。
人も野菜も厳しい環境の方が出来上がるのですね。どう頑張ってもふかうら雪人参のようにはなれない僕がいる。
■ふかうら雪人参
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