手数料がかかる理由
事務処理にかかるコストです。手数料率例
手数料は各クレジットカード発行会社が決めます。(1)現地通貨建て引落しの場合
クレジットカードで決済した時点のレートではなく、店側のデータ送信日時における仲値(TTM)の1.6%から1.9%程度です。ブランド毎には次の数値が目安です。
JCB 1.6%
VISA、MasterCard 1.63%
ダイナースクラブ TTSレート×1.3%
アメックス 2%
(2)円建て決済の場合
クレジットカードで決済した時点のレートではなく、店側のデータ送信日時における仲値の2.5%程になるケースが多いです。一般的に現地通貨建て引落しの場合より割高になるので利用時はご注意を。
この場合現地のクレジットカード加盟店はFCC(First Choice Currency)という契約をカード会社と行っていて利用客に「現地通貨建て」か「自国通貨建て」かの説明をし選択させる義務があります。
仲値(TTM)とは http://bit.ly/12VRiDv
TTSとは http://bit.ly/UsAgtD
1例として有名クレジットカードの海外利用時の事務手数料一覧
http://bit.ly/X2VzWh
換算レートが気になる方は、ホームページやサポートデスクで前もって調べておくと安心です。
手数料率の考え方
一般的にはたとえ手数料率が高いクレジットカードであっても現金やトラベラーズチェックの両替コストよりお得な場合がほとんどです。特にマイナー通貨ではその差は顕著です。なおトラベラーズチェックの場合単純に為替レートだけを比較すれば一見お得に思えますが、購入に1%程度の発行手数料がかかること、使い残してしまった場合、再両替の際に通常損をしてしまうことから、普通はクレジットカードの方がお得です。
上記のものとは別の手数料
オーストラリア、イギリス、スウェーデン、オランダ等の一部の国々では法律により各加盟店がクレジットカード手数料を別途表示価格より収受して良いとされています。これらの国々では店ごとに手数料の定め方が異なっているので注意が必要です。
クレジットカードを使用する際は、通常であれば店の入り口やレジ付近に、レストランならメニューに方針が記載されていますので、予め目を通しておきましょう。