不倫に“本当の愛”はない!
不倫に“本当の愛”はありません
「私は独身で、既婚者の男性と不倫をしています。付き合って6年になります。現在、その彼に浮気をされています。最近、メールの返事も来ません。でもどうしても別れる決断ができません」
この相談者さんは、自分が彼の奥さんにやっていることを、自分もされて苦しんでいるのです。
「自分がされて嫌なことは、人にやってはいけません」というのは、小学生でも教わることです。
今回の出来事は、自分がやっていることを客観視するきっかけにもなるでしょう。そんなに辛いことを、自分は相手の奥さんにしてしまっているのだと。
基本、不倫をしている独身女性が抱きやすい感情には下記のようなものがあります。
「奥さんには負けたくない」
「自分のことを大切にしてほしい」
「こんなに自分は彼に時間を費やしたのだから、自分のものになってほしい」
これらは、「女の意地」「プライド」「執着」であって、「愛情」ではありません。
つまり、愛情ではないものを愛だと勘違いして、縛られていることが多いのです。
また、不倫をしている女性は、きちんと相手のことが見られていないことが多いです。
今回のパターンでも、相手のズルさ、本当に魅力があるのか?などは見られていません。
ただ、ただ、相手と一緒にいると自分が“女”になれて、しかも長い付き合いだから、楽な相手でもあるので、そばにいたいだけなのです。
つまり、見ているのは相手ではなく、「自分」だけなのです。それは、単なる「自己愛」です。
結局、不倫には“本当の愛情”はありません。
あるものは、愛なんて美しいものではなく、「女の意地」「プライド」「執着」「自己愛」なのです。
それでも、愛だという幻想を抱いて、その不倫にしがみつきますか?