株式戦略マル秘レポート/藤村哲也の「次のお宝株を探せ!」

金融株はお宝銘柄になるか?

解散決定後、みずほや野村など金融株が戻りつつあります。配当利回りなどの面でも長い間、割安に放置されてきました。政局が変わり、金融緩和の促進が期待され、株価は動き出した感があります。世界的な金融緩和の流れが決まり、欧州問題も徐々に沈静化、金融を取り巻く様々な不安が払拭されつつあることも株価上昇の背景にあります。この株価上昇は続くのでしょうか?金融株は「今」買いでしょうか?

藤村 哲也

執筆者:藤村 哲也

株式ガイド

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金融株の株価推移

金融株は「今」買いでしょうか?みずほや三井住友、野村など金融株の戻りが鮮明になりつつあります。解散総選挙が決定されてからのそれぞれの株価推移は以下の通りです。
金融株の株価動向

金融株の株価動向


わずか2週間ですが、野村は21%の上昇、銀行株なども10%近く上昇してきております。これだけの大型株が短期間で動いたわけですから相当なパワーが市場に流れ込んできたのです。特に外人投資家は政局に敏感に反応しますから今後も政局の動向によって一喜一憂する展開が続きそうです。



2008年以降の金融機関を取り巻く環境

2008年以降、金融機関は様々な課題を突きつけられ、低迷を余儀なくされました。サブプライムショック、リーマンショック以降、世界的に金融資本主義自体を否定的に考える逆風があり、株価も低迷を続けました。銀行に預けると預金金利は0.03%しかつかないのに、銀行株を購入し配当をもらうと4%もつくという異常状態が長い間続いたのです。大量の増資による資金調達も嫌気されてきました。

しかし、ここにきてサブプライムショックや欧州問題、ギリシャスペイン問題も徐々に沈静化し、リーマンショック以降続いてきた金融を取り巻く様々な不安が払拭されつつあります。更に金融緩和の流れが鮮明になったことや、日本の金融機関が国際的な評価を高めていることも追い風です。

では、今からでも金融株は買いでしょうか?

初心者にはお勧めです。特に銀行預金などとの比較で配当利回りの高さに魅力を感じている方は少しでも購入されてみてはいかがでしょうか?例えばみずほ株(8411)などはほかの金融商品に比べて圧倒的に利回りは高く、たった13000円程度で購入が出来る手軽さもあり、お薦め出来ます。ただ、株の経験者には値動きが非常にまだるっこしいのも事実です。今の相場環境の中で限られた資金を銀行株などで固定してしまうのは、かなり資金効率が悪くなる可能性がありお薦めできません。特に今までの相場で大きな損をしている個人投資家にとっては、「今」劇的に変えなくて「いつ」変えられるのか?というほど色々な投資チャンスにあふれているので、もっと幅広く見ていかれることをお薦めします。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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