保険特集/ライフスタイル別・保険の選び方

離婚や失業時の保険見直しのポイント

離婚、そして失業や病気退職など、これらのライフスタイルの変化の際も保険の見直しが必要になります。どのような保険を選ぶべきか、その考え方を解説します。

あるじゃん 編集部

執筆者:あるじゃん 編集部

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離婚したら死亡保障の調整を!

離婚によるライフスタイルの変化では、子どもの有無によっても考え方が異なります

離婚によるライフスタイルの変化では、子どもの有無によっても考え方が異なります

あまり考えたくはありませんが、離婚もライフスタイルの変化です。子どものいない夫婦の離婚はお互いにシングルに戻るだけなので、医療保障がきちんと準備できていれば大丈夫。パートナーのためにかけていた死亡保障の保険は解約してもOKです。そのまま続けるなら、保険金の受取人を親に変更することをお忘れなく。

子どものいる夫婦の離婚は、子どもをどちらが引き取って育てるかで見直し方が異なります。父親が引き取るなら父親の保険はそのままで、死亡保険金の受取人を子どもに変更します。モト妻の名義のままで父親が死亡すると、保険金はモト妻にいってしまいます。母親は、保険金を子どもに残したければ、そのままで保険金受取人を子どもに変更します。子どもに残す必要がなければ保険を解約します。

母親が引き取ってシングルマザーになる場合は、父親から養育費などをもらうにしても、母親自身の死亡保障は父親並みに厚くする必要があります。定期保険で上乗せしましょう。タバコを吸わない健康な人は、保険料が割り引かれる定期保険なら、保険料を安くできます。
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■転機6:離婚
妻の死亡保障にプラス1000万円~2000万円を上乗せ


失業や病気退職での保険の考え方は?

最近、増えているライフスタイルの変化は、突然のリストラによる失業や病気による退職です。

失業の場合は、次の就職先の会社がすぐに見つかれば、見直しは必要ないのでしばらく様子をみます。なかなか就職先が見つからず、独立・起業のような形になった場合は、死亡保障や医療保障の上乗せが必要です。しかし、収入は不安定でしょうから、とりあえず、万が一の時に残された家族に経済的ダメージの大きい死亡保障を上乗せします。定期保険で2000万円程度でいいでしょう。医療保障は余裕ができたら上乗せを考えて。もし、会社に就職することになったら、この保障は解約して構いません。

病気による退職は、収入面で不安はあるでしょうけれど、保険はできるだけ現状維持を心掛けてください。病気が治ってもしばらくは保険に入れなくなるからです。特に、医療保障は大事にして。
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転機7:失業や病気退職
夫の死亡保障にプラス2000万円を確保

結婚や子どもの誕生、住宅購入など、ライフスタイルの変化の際は、保険を見直すことで、その生活にプラスの安心をもたらすことでしょう。新生活の始まりとともに、保険の選び直しも忘れないようにしたいものです。


取材・文/小川千尋(ファイナンシャル・プランナー)


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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