GALAXY Note II SC-02E 本体チェック
GALAXY Note II SC-02Eは、5.5インチ、720×1280ドットと前機種の5.3インチ、800×1280ドットと比べ、液晶は大型化されたがアスペクト比を16:9に変更し、幅は逆に細くなっている。その分、大型端末ながらホールディングは大きく向上している。前機種GALAXY Note SC-05Dと比べると、幅が2mm細く、高さが4mm高く、最厚部が0.5mm厚く、重さが5g重いということになるだけなのだが、実際に見ると大きく異なるといってもいい。
幅 83mm →81mm
高さ 147mm →151mm
厚み 9.7m(最厚部 約 9.9mm)→9.7mm(最厚部 約 10.4mm)
重さ 184g →189g
GALAXY Note SC-05D Ceramic White(セラミックホワイト)とGALAXY Note II SC-02E Amber Brown(アンバーブラウン)とMarble White(マーブルホワイト)
前面
16:9の比率変更もあり、わずか幅2mmしか違わないのに、GALAXY Note SC-05Dとは印象が大きく異なりスマートになった。ディスプレイも5.3から5.5インチとなっている。そのほかの配置は、GALAXY Note SC-05Dとかわりないデザインだ。下部の操作キーは、タッチ式で左がメニューキー、右が戻るキー、中央がホームでハードキーという仕様となっており、前機種と同じ構成である。
上面
上面には、左にヘッドフォン端子、右には伸縮式ワンセグアンテナを備える。底面
底面には、microUSB端子と新型ペンを備える。開口部は前機種より広めだ。右側面
右側面には、中央やや上に電源ボタンがある。前機種では上部に備わっていたが、GALAXY Note II SC-02Eでは、中央近くまでさげられている。電源ボタンの位置が下がったことで、片手保持から電源のオンオフができるのはうれしいところ。願わくば中央下側であれば、もっと使い易かったかもしれない。左側面
左側面には、上部側にトグル式の音量上下キーを備える。キーは細いが縦に長く、上下を判別しやすく、確実に押すことができる。また、側面は前機種同様に中央にシルバーフレームのあるサンドイッチ構造で、剛性と高級感に一役かっている。背面
背面は、前機種と同じ質感の樹脂カバーが採用されている。背面の計上はほどよい丸みとなめらかさがあり、GALAXY Note II SC-02Eは背面が上品で美しいスマートフォンといえるだろう。背面上部には、約 810万画素カメラを備える。昨今の国内スマートフォンは、1000万画素を超える高画質カメラ搭載機種も少なくない。画素が大きいカメラの写真は美しいが、ネットにアップロードすることが多いユーザーであれば、800万画素ほどでも十分だろう。1000万画素カメラをスマートフォン選びで重要視するかは、ユーザーの使い方や目的で判断するのが最善の選択だろう。
GALAXY Note II SC-02Eには、本体カラーにあわせた背面カバー交換式のケースが同梱されている。このカバーは本体の薄さを損なわない優れたケースでもあるが、前機種では本体カラーとのギャップがあった。GALAXY Note II SC-02Eでは本体カラーにあわせたものとなっており、利用者がふえそうだ。
バッテリーは3100mAhを内蔵しており、前機種より物理サイズも大きくなっている。互換性はないが、タブレット端末に近い容量によりバッテリ持ちの問題は、ほかのスマートフォンのように心配しながら使う必要はなくなったといえる。
書きやすくなったペン
GALAXY Note II SC-02Eのペンは、GALAXY Note SC-05Dより長く、太く、平型に変更されたことで、持ちやすく、書きやすくなった。また、ペン先も柔らかさと粘性が向上し、画面をしっかりとらえられるようになった。次のページでは、GALAXY Note II SC-02Eの使用感をレポートしよう