株・株式投資/株価が急落し、割安感から人気を集めている銘柄

GSユアサは産業用電池、蓄電池事業に期待が持てる

「証券会社による投資判断の引き下げ」の際にも、「既存事業は堅調」という見方がありましたので、今後も着実に業績を伸ばしていくことが期待できます。

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■銘柄名 ジーエス・ユアサコーポレーション
■銘柄コード 6674
■権利確定月 3月
■最低購入金額の目安 32万1000円~32万5000円(1000株)
■急落した日付・前後の株価 7月4日381円前後から6日には351円まで下落し、その後も続落
■急落のきっかけとなったニュース等
ゴールドマン・サックス証券が4日付で、バークレイズ証券が5日付で、それぞれジーエス・ユアサコーポレーション(以下、GSユアサ)の投資判断を引き下げると発表しました。GSユアサのリチウムイオン電池事業の顧客である三菱自動車が販売不振に陥ったことが、投資判断引き下げの理由とされました。

2012年4~6月期連結決算で純利益が8倍に

7月31日にGSユアサが発表した4~6月期連結決算で、純利益が10億円(前年同期比8.1倍)となったことが発表されました。前期には東日本大震災関連の特別損失を計上しており、今期はそれがなくなったこと、中国や東南アジアでの自動車用鉛電池の販売が好調だったことが、純利益増の理由とされています。
先述の「証券会社による投資判断の引き下げ」の際にも、「既存事業は堅調」という見方がありましたので、今後も着実に業績を伸ばしていくことが期待できます。

東北本線・平泉駅へ蓄電池システムを納入

GSユアサは9月13日、JR東日本の東北本線・平泉駅に蓄電池システムを納入したと発表しました。この発表を受けて、9月12日には303円~309円を推移していた株価が、9月14日には318円~325円まで上昇しています。電力の供給に不安をおぼえる時代となりましたので、GSユアサの蓄電池事業は大いに注目を集めており、成長性が期待できる銘柄と言えます。
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