保育園見学は、建物の中を見ることができる唯一のチャンスです。どんな設備・施設をつかっているのか、抜け漏れなくチェックしたいもの。我が子がたくさんの時間を過ごす場所を、自身の目で見極めてください。
■どんな場所に建てられているか
自宅からの距離を、自転車・徒歩など実際に送迎に使う手段で確かめてください。電車通勤の方は駅からの距離もチェック。登園時間の目安になります。保育園周辺の交通量も大事なポイント。車がたくさん行き交う大通りに面している場合、飛び出さないか注意が必要ですし、排気ガスも気になります。
■いつ建てられたのか
築何年といったデータも伺いましょう。新しい施設の方が好ましいのですが、古いからといって一概に良くないとはいえません。きちんと補修されていたり、掃除が行き届いている園なら、問題ないでしょう。もうひとつ大切なポイントは日当りや風通し。こういった条件の整った部屋で過ごさせたいものです。
■十分な広さが確保されているか
子どもたちがのびのび過ごすためには、十分な広さが必要です。各クラスの広さと、その部屋で何人の子どもが過ごすのかをお聞きしましょう。各クラス以外にも、いろんな年齢の子どもたちが集まる大きな部屋があるかもポイントでしょう。
■園庭はあるか、ない場合はどこへ散歩にいくのか
園庭も園によって様々です。どんな遊具を揃えているかはもちろん、きちんと安全管理がされているかも大切なポイント。園庭のない園の場合、おそらく近所の公園に遊びにいくはず。どの公園に散歩に行くのか、聞いてみてください。あと、夏場になると水遊びを実施する園が多いのですが、園庭やプールのない園の場合は、どうしているか聞いておくといいでしょう。
■どんなおもちゃを揃えているか
おもちゃは多ければいいというわけではなく、年齢にあったおもちゃがバランス良く配置されていることが大切。既製品だけではなく、手づくりのおもちゃや、こどもの創造性を刺激してくれるような工夫のあるおもちゃのある園はいい園でしょう。子どもたちがつかうものですから、壊れていないか、きちんと補修されているかも要チェックです。
設備・施設のチェックはこれでOKですが、保育園は設備・施設だけでなく、運営する人間の部分も重要です。ママ友さんの口コミをチェックするなど、ご近所のネットワークを活かして情報収集してください。
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