鉄道/観光・イベント列車

東武鉄道の展望列車「スカイツリートレイン」デビュー(2ページ目)

このたび、東武鉄道から新たに「スカイツリートレイン」がデビューする。沿線の栃木、群馬からスカイツリー訪問への利便性向上を図るとともに、浅草、とうきょうスカイツリー、北千住の各駅から日光、鬼怒川温泉方面へ新たな車両での旅の魅力をアピールして観光活性化を図る。

野田 隆

野田 隆

鉄道 ガイド

名古屋市生まれ。生家の近くを走っていた中央西線のSL・D51を見て育ったことから、鉄道ファン歴が始まる。早稲田大学大学院修了後、高校で語学を教える傍ら、ヨーロッパの鉄道旅行を楽しみ、「ヨーロッパ鉄道と音楽の旅」を出版。その後、守備範囲を国内にも広げ、2010年3月で教員を退職。旅行作家として活躍中。

...続きを読む

車内はどうなっているのか? 

展望車両

日光寄りの2両目と4両目はペアスイート座席主体の展望車両だ

車窓のスカイツリー

展望窓からスカイツリーがよく見える

最大の特色は、通常の窓の他に、屋根から回り込む天窓のような展望窓を設けたことだ。さらに、座席を通路より一段高い床に設置することで、窓からの眺望が通常の車両よりも良好になった。

クロスシート

ゆったりしたクロスシート車両

1編成のうちの1両の座席は、真ん中の通路をはさんだ一人掛けと二人掛けのゆったりしたクロスシートだ。この座席は回転して向い合せにすることができる。その場合は、2人席あるいは4人席となる。もう1両の座席は、日光方面に向かって左側が窓の方向に向いて2人並んで座るペアシート、右側は一人掛けの通常のクロスシートとなっている。

サロン

グループで寛げるサロンシート

運転台すぐ後ろには、二人掛けの前面展望席があるが、少々手狭か。その対面にはサロン席があり、数人並んで座れるソファーとテーブルが設置されている。これらはフリースペースとなっており、乗客の誰もが利用可能だ。

 
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます