車内はどうなっているのか?
最大の特色は、通常の窓の他に、屋根から回り込む天窓のような展望窓を設けたことだ。さらに、座席を通路より一段高い床に設置することで、窓からの眺望が通常の車両よりも良好になった。1編成のうちの1両の座席は、真ん中の通路をはさんだ一人掛けと二人掛けのゆったりしたクロスシートだ。この座席は回転して向い合せにすることができる。その場合は、2人席あるいは4人席となる。もう1両の座席は、日光方面に向かって左側が窓の方向に向いて2人並んで座るペアシート、右側は一人掛けの通常のクロスシートとなっている。
運転台すぐ後ろには、二人掛けの前面展望席があるが、少々手狭か。その対面にはサロン席があり、数人並んで座れるソファーとテーブルが設置されている。これらはフリースペースとなっており、乗客の誰もが利用可能だ。