「PCを使っていると、どうも疲れる」……そんな風に思っている人はいないだろうか。長時間モニターを見ていると目が疲れてしまうが、ほかにも例えば、マウスが自分に合っていないという可能性もあるだろう。

マウスは精密かつ繊細な操作を行う機器のため、その機器との相性が重要になる。重さや大きさだけでなく、接続方式、マウスの位置を確認するためのトラッキング方式の違いが操作感の違いに直結するのだ。

そこで今回は、マウスのトラッキング方式や接続方式の違いを解説していきたいと思う。


マウスのトラッキング方式は大きく4つ

マウスの現在位置を正確につかむための技術を「トラッキング技術」といい、その方式を「トラッキング方式」と呼ぶ。トラッキング方式は大きく4つに分けられる。

■最もシンプルなボール式
マウスが登場した当初は、ボールを転がす「ボール式」が主流だった。ボールが滑らずに回る表面であればどんな場所でも使えたが、机の上のホコリなどを巻き込んで精度が悪くなることが多かった。現在ではかなり減っている方式だろう。

■光学式
底面に赤色LEDの発光器とそれを読み取る受光器を備えることで、マウスの移動量や向き、速度を光学的に読み取る方式のこと。低価格帯のマウスでは主流の方式となっている。ただしガラステーブルや光を反射しやすい面では誤認識が多い。

■レーザー式
センサー用の光源にレーザーを利用することで、光学マウスよりも認識率が高いのが特徴だ。可視光線ではないので、光学式マウスのように机の上が赤く見えるようなことはない。通常のレーザー式よりも精度の高いロジクールの「Darkfield レーザートラッキング」もレーザー光を利用した技術だ。

■BlueTrack方式
マイクロソフトが採用するBlueTrack方式は、レーザーよりも波長の短い青色LEDを利用した方式だ。青色LEDで接地面を照らすことで、光学マウスやレーザーマウスよりも正確なトラッキングが可能になるという。