川原を掘ると湯が湧き出る「川湯温泉」
熊野川の支流、大塔川。この川底には73度の源泉があり、川原を掘ると湯が湧き出てきます。これが「川湯温泉」です。
スコップ(シャベル)を持って行けば、夏(というか冬以外)は自分だけのプライベートな露天風呂を掘ることができます。もちろん無料!
…という訳で実際に挑戦しましたが、これがなかなか大変。砂遊び用ではなく本格的なスコップ(シャベル)で30分は掘り続けたと思いますが、そんなに大きなお風呂にはならず。
まあ、でも川の冷たい水と源泉から湧き出す熱湯が混じり合う感触は何ともいえず心地よかったです!
すぐ近くには公衆浴場もあったので、しっかり温泉に浸かることもできました。宿泊客のため、川原に温泉を用意している宿もあるようです。
冬の12月から2月末まではこの大塔川、大々的にせき止められて巨大な露天風呂「仙人風呂」になります。そのためこの時期は、自分で温泉を掘るスペースがないようです。
残念ながら冬の「仙人風呂」には入ったことがありませんが、HP等で見る限り、野趣に溢れ、大変気持ちよさそうなお風呂です。無料で入浴できるのもうれしいところ。ぜひ一度トライしてみてください!
<DATA>
住所:和歌山県田辺市本宮町川湯
アクセス:JRきのくに線紀伊田辺駅より龍神バス本宮大社前行きに乗り約100分、川湯温泉下車すぐ
HP:熊野本宮観光協会
http://www.hongu.jp/onsen/kawayu/