「純金積立」なら月1000円からコツコツ貯蓄!

一口に、“金を買う”といっても、金の現物を買ったり、証券化されたものを株のよ
消費税増税前に買っておくとオトク、とFPの横山さん

「消費税増税前にコインやバーを買っておくとオトク」とFPの横山さん

うに売買する“金ETF”など、方法はさまざま。ですが、投資初心者には、毎月一定額を積み立てて少しずつ金の現物を購入する「純金積立」がおススメです。毎月1000円という少額から購入できるため、資金に余裕がなくても時間をかけて資産形成できるのがメリット。積み立てた純金は現金に換えるだけでなく、ジュエリーやコイン、金ののべ棒などに交換する「等価交換」も選ぶことができ、楽しみが広がります。

さらに、定期的に積み立てて買い付けることでリスク分散にもなると横山さん。
「購入のタイミングを分散することで、購入単価が平均化されるため、価格変動のリスクを抑えることができます。毎月自動的に買い付けが行われるため、自分で分析して買い時を見極めるなどの手間もかかりません。そんな手軽さも大きな魅力でしょうね」

「消費税アップで金投資が儲かる」ってホント!?

すでに再来年からは、消費税が段階的に上がることが決定しています。私たちの財布の紐をますますギュッと固くしそうなこの増税。しかし実は、金投資にとって儲けのチャンスでもあると横山さんは断言。

「金は、購入時に消費税がかかりますが、売却時には消費税分が上乗せされて帰ってきます。つまり、消費税が5%の時に買って8%の時に売れば、増税分は確実にトク。さらに10%のとき待てば、5%分の利益が出るというわけです」
ただし、金の価格が購入時よりも下回っていれば、トントンかそれ以下になるので注意したいところ。

賢く増やすなら「定額積立+スポット買い」がベスト!

また、純金積立を購入する際には、年間コストもしっかり意識しておくこと。
「純金積立にかかる手数料は、購入手数料、年会費、保管料の3つ。金額や保管方法、等価交換の有無など、業者によって違うので、忘れずにチェックしておきましょう」(横山さん)

さらにおトクな購入方法として横山さんがイチオシするのが、“定額積み立て”に“スポット買い”を組み合わせて買い増しをしていく方法です。
「賢く増やすには、毎月定額を積み立てた上で、金の価格が安くなった時を狙って、ピンポイントで増額をするのがオススメ。積み立て+スポット買いが、純金積み立ての必勝法です」

●純金積立の取扱会社の例
住友金属鉱山『住友の純金積立』 

積立単位/毎月3000円以上1000円単位 ボーナス時加算年2回1000円以上1000円単位 年会費/840円 購入手数料/1000円につき25円 スポット購入/1万円以上1000円単位・手数料無料

田中貴金属工業『G&Pプランナー』
積立単位/毎月1000円以上1000円単位 年会費/なし 購入手数料/積立月額により5~1.5% 1万円の場合2.5% スポット購入/1000円以上1000円単位・1万円以上は手数料無料

三菱マテリアル『マイ・ゴールドプラン』
積立単位/毎月3000円以上1000円単位 ボーナス時加算年2回1000円以上1000円単位 年会費/840円 購入手数料/1000円につき25円 スポット購入/1万円単位・手数料無料

※情報は掲載時時点、詳細は各社にお問い合わせください

次ページからは、純金積立で等価交換をした2人のケースを紹介します


取材・文/西尾英子



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