具体例をみてみよう
東京近郊に住む若い夫婦で子育て真最中の方から設計依頼を受け、子どもに対するさまざまな不安や思いを聞き次のような間取りを作成しました。敷地に余裕があったので中庭を囲んで平屋建てを提案。中央に設けられた中庭で各スペースをつなげ、嗅覚、視覚、触覚を伴いながら家族の気配を感じつつ、共有の時間の重なりを見つけ出してほしいと考えました。家族のコミュニケーションの基本は家庭環境にありますが住まいはそのお手伝いを多少はできるのではないでしょうか。それには自分の考えている事を設計者に話し、具現してもらうことです。設計者は依頼者の想いや言葉からヒントをいただき形にするプロです。そして話しがはずむ共想の家づくりを一緒につくって下さい。