利回り13.8%も! 10月権利確定版の株主優待利回りランキングを発表!
株式優待は密かな楽しみ!そう思っている方も多いハズ
今回は10月度のランキングを見てみたいと思います。ちなみに株主優待の権利落ちは決算期である3月と9月に集中しているため、10月に権利落ちとなっている銘柄はもともと少ないです。しかし、ランキング入りした銘柄は面白い銘柄が揃っています。第1位は必見の利回り13.8%!やり方によっては更に上の利回り(20%超も!?)も目指せます。第2~4位はやや利回りは低くなりますが、実質的な利回りは高いのです。というのも、優待がクオカードや図書券などでオークションで換金する必要のない株主優待が多く、オークションの手間や手数料を差し引いた実質利回りは高いと言えると思います。
※売却金額は状況によって変わりますのでご注意下さい。予想配当+予想優待売却利回りはあくまでも参考としてご覧下さい(2012年8月8日の終値で試算しております)
それでは、第4位から順にご紹介していきましょう。
第4位 泉州電業(東証2部 9824)
予想配当+予想優待売却利回り:4.4%今回ご紹介する銘柄のトップバッター、第4位は泉州電業となりました。電線専門商社です。
【8/8株価】 961円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 32円
【株主優待権利確定月】10月
【優待内容】 100株以上の株主に1000円相当の自社オリジナル図書カード
同社の株主優待である図書カードは汎用性が高く、どこでも誰でも使いやすいので、オークションで売却することを仮定せず、自分で利用するとして利回りを計算しています。前述しましたが、オークションの手間・経費がかからないので実質利回りは高いと言えるでしょう。
業績はじり高基調といったところです。東北の復興向けに需要が伸びているほか、タイの洪水向けの復興需要でもタイの子会社が恩恵を受けているようです。また原材料の銅価格が中国経済のスローダウンにより下落していることでコストダウンの恩恵もあります。株価は地をはうような動きとなっていますが、逆に株価下落リスクは低いかもしれません。