インテリアコーディネート/季節に合わせたコーディネート術

快適!夏のインテリアの5つのコツ(2ページ目)

今年の夏も暑くなりそうです。本格的な夏に突入する前に、快適に夏を過ごせるようインテリアもイメチェンを。ポイントは5つです。

執筆者:鈴木 理恵子

その2
冷たい色を配置して

夏のインテリア

爽やかな色使いで清々しい空間。夏にぴったり(画像:TOSO)

夏のインテリア

暖色系を中心にコーディネート。ほんわか暖かな気持ちになります。(画像:TOSO)

色には、温かく感じる色(暖色)、涼しく感じる色(寒色)があります。上の画像は寒色系のブルーや爽やかに感じる淡いグリーンでコーディネートしたもの。右の暖色系コーディネートと見比べると印象が随分違いますね。寒色系と暖色系のコーディネートでは、体感温度も3度くらい変わります。ブルー系以外にも、冷たい金属の代表でもあるシルバーや雪をイメージする白なども涼感を呼ぶ色です。上手に組み合わせて夏らしいインテリアにしたいですね。

 

使う場所は、目につきやすくある程度面積があるところ。例えば、カーテンやソファカバー、テーブルクロス、ラグなどが良いでしょう。クッションやインテリア小物などの小さな場所を変えるなら、インパクトがでるようにはっきりとした色を持ってくると効果が上がります。

その3
さらり+冷たいテクスチャーを 

涼感を感じるには素材選びもポイントです。さらりとした肌触りや冷たい触感のあるものを選びたいですね。

触れて冷たいガラスや金属は涼感を演出するので、食器やインテリア小物などに良く使われています。さらり感のあるファブリックの代表は麻でしょう。麻は繊維が中空になっていて吸放湿性があるため、肌の汗を吸いとりさらさらした肌触りが持続します。麻以外でも、自然素材の竹や籐、イ草なども夏向きの素材です。肌に直接ふれる部分、例えばクッションやソファカバー、寝具に用いるといいですね。

夏のインテリア

寝苦しい夏の日々を快適にしてくれるひんやり枕。(画像:All aboutスタイルストア)

右の枕は、麻の中でもひんやり感の高い著麻(ラミー)をカバーに使っています。生地にシボを入れて細かな凹凸を出すことで、肌に触れる部分を減らし、ベタつきを抑えてひんやりとした風合いになっています。 中に保冷材が入れられるようになっているので更に涼しさアップ。30×18cmとミニサイズなので、首筋にあてて冷やすイメージです。寝苦しい夜に活躍しますよ。詳細はこちらで。

 


涼やかさの演出は他にもありますよ。
その4とその5のポイントです。
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